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【170万円・民泊可】群馬県安中市の古民家をレビュー|目の前は清流と橋、自然満喫ロケーションで本当に集客できるのか?

■物件概要

項目 内容
物件名 群馬県安中市松井田町入山 古民家
価格 170万円
所在地 群馬県安中市松井田町入山654
最寄駅 JR信越本線 横川駅(距離不明/車推奨)
建物面積 247.09㎡
土地面積 346.04㎡
間取り 4LDK以上
築年数 築約55年
特徴 民泊利用可・清流目の前・管理費なし・自然豊か

■良い点

  • 破格の購入価格170万円(再建築費より安い)

  • 自然ロケーション◎:川と山と橋が見える非日常感

  • 建物・敷地ともに広く、民泊・カフェ・多目的施設に転用可能

  • 別荘地ではないため、管理費・共有施設維持費がゼロ

  • 地目が宅地であれば、用途変更も柔軟に可能


■気になる点・懸念

  • 横川駅からの距離・アクセス手段が不明確(車必須)

  • 築55年の古民家でリフォーム費用が不透明(数百万円規模)

  • 上下水道、電気、ガス等のインフラ状況が未確認

  • 観光資源・集客動線が弱い(横川周辺は静かな地域)

  • 旅館業取得には構造基準クリアが難しい可能性もあり


■民泊向けに必要なリフォーム想定費用(目安)

項目 費用目安
基本改修(床・天井・断熱・水回り) 約300〜600万円
電気・ガス・給排水設備更新 約80〜150万円
家具・家電・Wi-Fi設置 約80万円
合計想定初期投資 約500〜800万円(建物購入費除く)

■民泊としての収支予測(住宅宿泊事業・年間180日)

項目 金額
1泊単価(定員4名) 12,000円前後
稼働率(年間180日中50%) 約90日
年間売上 約108万円
ランニングコスト(光熱費・清掃等) 約25万円
固定資産税・保険・雑費等 約10万円
年間粗利 約73万円(※改修費回収には数年)

■活用方法のアイデア

  • 東京圏からのワーケーション・農泊滞在者向け民泊

  • 1棟貸し貸別荘スタイル(ファミリーやグループ需要)

  • 「秘境民泊」「川と暮らす宿」としてブランディング

  • 小規模カフェ/陶芸・クラフト体験スペース併設

  • 地域おこし協力隊や移住体験用シェアハウスにも◎


■結論|「改修に本気で投資できる人」には可能性あり

本物件は、価格の安さ・ロケーションの魅力はピカイチですが、民泊としてすぐに収益化できる物件ではありません。
改修に数百万円以上かけてでも、「自分の理想の空間を作り上げたい」という覚悟がある方向きの投資案件です。

一方、購入価格が低いため、リスク分散としての不動産ポートフォリオには非常に向いています。

**「改修もDIYも楽しめる人」+「自然と共に暮らす価値を届けたい人」**にはチャレンジしがいのある一棟です。