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名古屋駅エリア【民泊可】地下鉄東山線沿いの民泊物件|営業利益月40万円の実績も注意点あり

物件情報

  • 所在地:愛知県名古屋市 地下鉄東山線沿い

  • アクセス:名古屋駅から15分以内

  • 物件種別:アパートの1室

  • 利用用途:民泊(旅館業取得済み)

  • 売上高:年間500〜1,000万円

  • 営業利益:年間500〜1,000万円(月40万円程度)

  • 売却価格:1,500万円

  • 譲渡内容:設備・営業権・ノウハウ

  • 運営:Airbnb中心、清掃・運営代行は自社で継続可能

  • URL:
    https://www.tranbi.com/buy/detail/?id=23544&oid=2


民泊適正評価

★★★☆☆(3.5/5)

  • 立地:◎ 地下鉄東山線沿い・名古屋駅圏内という好条件

  • 物件規模:△ アパート1室=収益の拡張性に限界あり

  • 営業利益:◎ 月40万円の実績あり

  • 初期費用:× 売却価格1,500万円はやや割高感あり

  • 依存リスク:△ 宿泊者の9割が訪日外国人=インバウンド依存強め

  • 運営体制:◎ 無人チェックイン・運営代行あり=初心者OK


契約前に確認するポイント

  1. 物件賃料と光熱費が売上・利益にどう影響しているか確認

  2. 旅館業ライセンスの有効性と移転可能性を行政でチェック

  3. レビュー実績・Airbnbアカウント評価の譲渡可否を要確認

  4. 現地対応の有無(鍵の設置やトラブル対応)と費用負担の所在

  5. 周辺に新規競合物件が増えるリスクや今後の再開発計画


周辺地域の平均稼働率(東海・名古屋エリア)

  • 全体平均稼働率:約60〜70%

  • 繁忙期(春〜秋):80%以上

  • 閑散期(1〜2月):50%以下になる傾向もあり
    ※訪日外国人の動向や国際イベント等で大きく変動


運営した場合の想定年間利益

  • 売上想定:月80万円 × 12ヶ月 = 960万円

  • 諸経費(清掃・管理費・消耗品・OTA手数料等):月40万円程度

  • 営業利益:約40万円 × 12ヶ月 = 480万円前後

  • 初期投資回収目安:1,500万円 ÷ 480万円 ≒ 約3.1年(理論値)


総評:良案件だが「利益=楽勝」ではない現実も直視を

 

名古屋のインバウンド需要は引き続き堅調で、立地・運営体制・集客力ともに完成度の高い物件です。ただし、1室あたりの収益には上限があり、複数物件と違って「スケールメリット」は望めません。加えて、売却価格1,500万円が妥当かどうかは稼働率の安定性レビューの質外部依存(Airbnb)リスクを総合的に判断する必要があります。

インバウンド回復期における民泊投資先としては魅力的ですが、「買って運営すれば確実に儲かる」とは言い切れません。特に、今後は円高やビザ規制、国際情勢による外国人旅行者の変動にも注意が必要です。