1. 物件概要
東京都新宿区百人町1丁目に位置する、専有面積66.11㎡のRC造(鉄筋コンクリート造)7階建てビルの6階部分テナント区画です。備考欄に「民泊シェアハウス可能」と明記されており、商業ビルでありながら転貸による宿泊事業への参入が公式に認められている希少なテナント案件です。 交通アクセスは、JR山手線「新大久保」駅から徒歩1分という、都内屈指の繁華街・観光地に位置しています。さらにJR中央・総武緩行線「大久保」駅からも徒歩5分、西武新宿線「西武新宿」駅からも徒歩10分と、抜群の立地優位性を誇ります。
一方で、月額賃料66.00万円(税込)に加え、保証金13ヶ月という商業ビル特有の非常に重い初期物件取得費用が発生するため、住宅宿泊事業法(新法民泊)の年間180日制限下でいかに黒字化させるか、投資回収の骨組みを極めて冷徹に検証すべきハイエンド案件です。
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物件名: レアルシンジュク 6階
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物件URL: https://house.goo.ne.jp/rent/bb/detail/0/13104/6991073744/00277667/x06991073744.html
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賃料 / 管理費等: 66.00万円/月(税込) / 管理費・共益費:なし(表記上含まれるか、要確認)
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敷金 / 礼金: なし(0円) / 1ヶ月分(66.00万円)
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保証金 / 償却: 13ヶ月分(858.00万円) / 解約時3.00ヶ月分(198.00万円)償却
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専有面積: 66.11㎡(坪単価:3.31万円)
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建物構造 / 階数: RC造 / 7階建の6階部分(エレベーターあり)
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築年月: 1987年1月(築39年6ヶ月)
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現況 / 引渡可能時期: 空 / 即時
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契約形態 / 期間: 定期借家契約 / 2年(再契約の可否は要確認)
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アクセス:
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JR山手線「新大久保」駅 徒歩1分
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JR中央・総武緩行線「大久保」駅 徒歩5分
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西武新宿線「西武新宿」駅 徒歩10分
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設備・インフラ: エレベーター、都市ガス、バス・トイレ別(男女別トイレ)、エアコン、収納スペース、室内洗濯機置場、シャワー。
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※備考欄に「バー・クラブ・スナック可能」「風営法取得可能(要書士確認)」とあり、設備として男女別トイレが完備されている商業テナント仕様です。
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初期物件取得費用(目安):
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礼金(66.00万)+保証金(858.00万)+前家賃(66.00万)+仲介手数料0.55ヶ月分(36.30万)+初回保証料(総賃料の65〜100%として42.90万〜66.00万)+火災保険料(業種用・約5.00万)= 最低約1,074.20万円〜(※商業ビルのため、純粋な物件契約費用だけで1,000万円を容易に超える莫大なキャッシュが必要です)
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情報公開日: 2026年6月11日
2. 物件のアドバンテージ:「山手線駅徒歩1分」というインバウンドのど真ん中立地
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「新大久保駅徒歩1分」という、これ以上ない圧倒的な集客力: 本物件最大の武器は、東京を代表する観光地であり、インバウンド(訪日外国人)が昼夜を問わず高密度で集まる新大久保エリアの駅至近という点です。山手線の駅から徒歩1分という立地は、荷物の多い外国人観光客にとって最上級の価値があり、OTA(宿泊予約サイト)上で極めて強い検索優位性と高いクリック率を確保できます。
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「エレベーター完備のRC造」と「男女別トイレ」などの整ったビルインフラ: 木造戸建て民泊とは異なり、強固なRC造でエレベーターが完備されているため、何階であってもゲストの満足度を損ないません。また、元々店舗・事務所仕様であるため男女別トイレなどの水回りの配管基盤が強固であり、大人数収容時のインフラトラブルのリスクが低い点が強みです。
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「夜間営業可能・周辺苦情リスクの低さ」: バーやスナック、風営法対応店舗が入居可能な商業ビルであるため、24時間ゲストが出入りする民泊を運営しても、一般的な住宅街の戸建てアパート民泊のような「夜間の騒音による近隣住民からの即通報・廃業リスク」が構造的に極めて低いです。
3. 運営に向けた実務チェックポイント(1,000万超の初期費用と新法180日制限がもたらす致命的リスク)
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「初期物件取得費だけで1,000万円超」という莫大な投資リスク: 最大の障壁は、保証金13ヶ月(858万円)に代表される初期費用の重さです。ここに内装工事費(スケルトンまたは事務所仕様からの宿泊部屋・シャワー増設への改装費用として300万〜500万円想定)や家具家電費用が加算されるため、運営開始までに1,500万円規模の資金調達が必要です。さらに退去時には3ヶ月分(198万円)が確実に償却(返金されない)されるため、サンクコスト(埋没費用)が非常に大きいビジネスモデルとなります。
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「住宅宿泊事業法(新法)」の180日制限と「定期借家2年」の致命的なミスマッチ: 新宿区において新法民泊を運営する場合、年間の営業日数は最大180日(月平均15日)に制限されます。月額賃料66.00万円は、不稼働日である「残り15日間」も100%発生します。さらに契約形態が「2年間の定期借家契約」であるため、期間満了時に貸主側から再契約を拒否された場合、わずか2年(計360日の営業期間)で1,500万円の初期投資を回収し、利益を出さなければならないという極めて過酷な時間制限が課されます。
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「用途変更」および「旅館業(簡易宿所)取得」の難易度: 新法の180日制限でこの家賃を支払うのは実質的に破綻リスクが高いため、本来であれば「旅館業法(簡易宿所)」を取得して365日フル稼働させるべき物件です。しかし、本物件はビル(建築物)の6階部分であり、階下のテナント構成や避難階段の数、窓の採光基準(無窓階判定のリスク)、建築確認申請上の「用途変更(児童福祉施設等の類似規制含む)」をクリアできるかが極めて不透明です。もし簡易宿所が取得できず新法民泊しかできない場合、致命傷になりかねません。
4. 行うべき実務アクション
本物件の検討を進めるにあたり、行うべき具体的な手続きは以下の通りです。
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ステップ1:新宿区保健所および新宿消防署での「簡易宿所(365日営業)取得の可否」の徹底調査 新法180日での運用は非現実的であるため、最優先で「旅館業(簡易宿所)」が取得できるかをビル1棟の図面を持って窓口で確認します。特に、6階部分からの2方向避難経路の確保、ビル全体の自動火災報知設備・スプリンクラーの連動状況、防炎物品の義務要件を精査します。また、新宿区の条例による学校や幼稚園等の「照会手続き(100m以内の制限)」に該当しないかを完全に調査します。
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ステップ2:貸主との「定期借家契約」から「再契約型の定借」または「普通借家」への変更交渉 1,000万円以上の初期投資を投じるにあたり、2年で強制退去となるリスクのある定借は致命的です。必ず「特段の理由がない限り再契約を認める」旨の覚書、あるいは通常賃貸借契約への切り替えを、保証金の入金前に書面で確約させます。
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ステップ3:新法180日制限(および簡易宿所365日)下での収支・損益分岐点(BEP)の試算
仮に簡易宿所の取得が難しく、住宅宿泊事業法(新法民泊・月15日営業上限)で運用せざるを得ない場合のシビアな試算を行います。 月額賃料66.00万円に、高額化しやすい商業ビルの光熱費、Wi-Fi通信費、民泊管理システム費用、外部管理業者への委託費用を加算すると、毎月の総維持経費は「約85万円/月」規模に達します。 新法のルールに基づき、営業日数は月平均15日が上限です。
66.11㎡の空間に、複数ベッドとラグジュアリーな内装を施し、新大久保駅徒歩1分の立地を活かして「最大6名収容の高級インバウンド向け拠点」として構築します。1泊あたりの平均客室単価(ADR)を、ビジネスホテルを凌駕する「6万円(清掃費除く純客室単価)」に設定できた場合、 【計算】:850,000円(維持費) ÷ 60,000円(単価) = 14.1日 毎月、上限ギリギリの14日〜15日を満室稼働(稼働率93%以上)させて初めて、毎月の維持経費がトントン(損益分岐点)となります。
つまり、新法民泊単体の運用では、どれだけ単価を上げても毎月の利益はほぼ残らず、1,500万円の初期費用回収は2年間の契約期間内では物理的に不可能です。 この物件で生き残るためには、
①旅館業法を取得して365日営業に切り替える(月間売上150万〜180万円を狙う)、あるいは、
②新法民泊の営業ができない残り15日間について、「時間貸しの高級レンタルスタジオ・パーティースペース(駅徒歩1分の立地を活かして1時間あたり5,000円〜8,000円で稼働)」として完全に二毛作運用し、非営業日だけで月額30万〜40万円のベース売上を強制的に作るハイブリッドマネタイズが「絶対必須」となります。
