1. 物件概要(スペックデータ)
-
所在地: 東京都新宿区(牛込柳町・曙橋周辺)
-
交通: 都営大江戸線「牛込柳町」駅 徒歩5分、都営新宿線「曙橋」駅 徒歩7分
-
月額固定費: 166,200円
-
※賃料13.8万円+管理費1.4万円=15.2万円。ここに事業用消費税10%(1.42万円)が加算され、毎月約16.6万円が固定発生します。
-
-
初期費用: 約115万〜125万円(敷金3ヶ月+礼金4ヶ月+前家賃+保証会社費用など)
-
構造: RC造 / 約22㎡(1R)
-
特筆事項: 民泊実績あり(同マンション内)、消防設備導入済み、用途地域:商業地域(新宿区の平日営業禁止条例の対象外)、先着順受付。
2. 修正版:現実的「二毛作」運営スケジュール(年間365日の内訳)
マンスリーの「100%満室神話」を排除した、血の通ったリアルな年間スケジュールです。
-
① 新法民泊期間(年間180日間・100%フル消化):新宿・商業地域の特権をフルに活かし、単価の跳ね上がる週末やインバウンドのハイシーズン(桜、GW、夏休み、紅葉、年末年始等)に狙いを絞って180日を完全に使い切ります。
-
② マンスリー期間(年間4ヶ月・120日間):残りの185日間のうち、都心の単身ビジネスマンや中長期の外国人観光客をターゲットに、現実的に客付け可能な「4ヶ月(120日間)」だけをマンスリーで埋めます。
-
③ 完全空室(年間65日間・完全空室):民泊からマンスリーへの切り替え期間、入居者退去後の清掃・募集期間、および冬場の閑散期など、「年間のうち約2ヶ月強(65日間)は1円の売上も立たずに空室になる」というシナリオをあらかじめ支出として飲み込みます。
3. 完全自主管理(ワンオペ)による年間収支シミュレーション
メッセージ対応はすべて自社(自分)で行い、清掃は自分で入るか、地元の信頼できるスタッフと安価に直接契約して、中間の代行マージンを完全にカットした限界値です。
【設定条件:売上】
-
① 民泊売上(180日フル消化)
-
想定宿泊単価:15,000円(2人入居・新宿山手線内側プレミアム単価)
-
民泊売上:270万円(1.5万円 × 180日)
-
-
② マンスリー売上(現実的な4ヶ月分)
-
想定月額賃料:150,000円(光熱費込みの都心標準相場)
-
マンスリー売上:60万円(15万円 × 4ヶ月。前回から30万円の下方修正)
-
-
③ ゲスト清掃費回収売上(補正)
-
1回あたりのゲスト清掃費を4,500円とし、年間約70回の民泊チェックインが入ることで、サイト経由でゲストから直接回収する清掃売上。
-
清掃費売上:31.5万円(4,500円 × 70回)
-
-
★ 年間総売上:361.5万円
【年間支出の計算(自主管理ベース)】
-
家賃・消費税(固定費): 199.4万円(税込月額16.62万円 × 12ヶ月分。空室期間も当然満額発生)
-
光熱費・通信費: 25万円(実稼働する300日分の電気・水道・ネット代。65日間の空室期は基本料金のみで抑制)
-
マンスリー集客・契約手数料(10%): 6万円(マンスリーポータルサイト等の客付け手数料)
-
民泊サイト手数料(Airbnb等 15%): 40.5万円
-
支出合計:270.9万円
【最終収支(完全自主管理スタイル)】
-
年間営業利益:約 +90.6万円(毎月約7.5万円の利益)
4. プロの視点:現実的数値を叩いた上での投資回収力
マンスリーの稼働率を現実的な「4ヶ月」に想定し、2ヶ月以上の完全空室リスクを背負わせてもなお、完全自主管理であれば年間約90万円の黒字をカチ出すことができることが考えられます。月額約16.6万円という都心家賃の重圧を、新宿の圧倒的な立地でかわすことができます。
-
初期の総投資額:約150万円(物件初期費用120万+1R分の家具家電セットアップ30万)
-
投資回収期間(PMI):約1年8ヶ月
2年目の後半には投下した150万円のキャッシュが100%手元に戻り、その後は普通借家契約が続く限り、毎年90万円ずつの純利を生み出し続ける、極めてディフェンシブで計算の立つ「優秀な都心型民泊物件」に変貌します。
