京都府京都市上京区新元町。京都御所の北西エリアに位置し、西陣の趣が残る閑静な住宅街にある「賃料16.5万円・50.22㎡・3LDK・築77年戸建て・民泊可」物件です。
京都駅からは少し離れますが、京都御所や北野天満宮、二条城といった主要観光地へのアクセスが良く、京都らしい「路地裏の暮らし」を体験したい層に刺さる魅力的な戸建て案件です。
1. 物件概要
-
所在地:京都府京都市上京区新元町
-
賃料 / 管理費:16.5万円 / なし
-
初期費用:敷金 2ヶ月(33万円) / 礼金 1ヶ月(16.5万円)
-
※敷引・償却 5.5万円。旅館業利用の場合、諸条件変更の可能性あり(要交渉)。
-
-
構造:木造 2階建(1950年1月築・築77年)
-
面積:50.22㎡(3LDK)
-
契約期間:定期借家 3年(※期間が限定されている点に注意)
-
特徴:民泊・旅館業・飲食店・レンタルスペース可、保証人不要、即入居可。
2. 現実的な民泊・宿泊事業シミュレーション
50㎡の3LDKであれば、寝室を2〜3室確保できるため、「最大5〜6名」のグループ収容が可能です。京都市の厳しい条例を考慮し、旅館業(簡易宿所)としての通年運営を視野に入れた計画が望ましいです。
【月間収益想定(京都上京区・京町家風・現実値)】
-
平均宿泊単価:20,000円(京都らしい戸建て・4〜5名利用想定)
-
想定稼働率:65%(月約19.5日 ※西陣・御所エリアは欧米客に人気)
-
月間宿泊売上:390,000円
-
清掃費回収分:50,000円(月5回想定)
-
月間固定費(賃料16.5万+光熱費・ネット・運営代行・リネン等):約250,000円
-
月間利益:約140,000円
考察: 利益率は良好ですが、「定期借家3年」という制限が最大の焦点です。初期投資(家具家電・消防設備等)に200万円かけた場合、投資回収に約1.5年を要するため、残りの1.5年分が純利益となります。再契約の可能性について事前に強く確認しておく必要があります。
3. 立地・運営上の強み
-
「京都の日常」を感じる西陣エリア:華やかな中心部とは異なる、落ち着いた京都の街並みが残るエリアです。「暮らすように旅をする」リピーター層や、長期滞在のインバウンド客を惹きつける力があります。
-
飲食店・レンタルスペース併用可:宿泊だけでなく、昼間は「和菓子体験教室」や「プライベートカフェ」として運営するハイブリッド運用が可能です。これにより、宿泊の180日制限(新法の場合)を補い、収益を最大化できます。
-
希少な「民泊公認」戸建て:京都市内は民泊への風当たりが強い中、不動産会社が「民泊可」を前面に出している物件は貴重です。一真建産社は多言語対応もしており、運営面での相談がしやすい環境です。
4. 検討・調査すべき重要ポイント
-
定期借家3年のリスクヘッジ:3年で契約終了となる場合、ビジネスとしての継続性が絶たれます。「再契約相談可」か、あるいは「立ち退き料の有無」などを契約前に詰める必要があります。
-
京都市の管理者常駐義務・駆け付け要件:京都市条例では、玄関から800m以内に管理事務所を置くか、管理者を常駐させる必要があります。自身で対応できない場合は、近隣の運営代行会社との契約が必須となります。
-
築77年の断熱と設備:写真ではキッチン等が更新されているようですが、築77年のため冬の寒さは相当なものです。ゲストのレビューを下げないよう、床暖房や強力なエアコン、あるいは「古い建物の味」として納得してもらう演出が必要です。
5. 運営の方向性(プランニング)
「Nishijin Machiya Stay - 築77年の息吹を感じる、西陣路地裏の一軒家ホテル」。
-
ターゲット:京都のリピーター、伝統工芸に興味がある欧米圏のカップル、静かな環境を好むデジタルノマド。
-
内装コンセプト:梁や柱を活かした「ヴィンテージ・ジャパニーズ」。最新の寝具と古家具を組み合わせ、快適さと情緒を両立。
-
差別化戦略:飲食店可の利点を活かし、地元の西陣織職人とのコラボワークショップを案内したり、近隣の銭湯巡りセットを用意する。
