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【別府市・亀川中央町】駐車場3台・79㎡|駅近リフォーム済・民泊可能戸建て(9万円)収支シミュレーション

別府市の北側に位置する「亀川(かめがわ)」エリア。 **「駅徒歩8分」「駐車場3台分以上」「2026年3月リフォーム完了予定」**と、民泊運営における物理的スペックは非常に高い物件です。しかし、家賃9万円という地方都市の戸建てとしては強気な設定に対し、観光地別府の「中心部外」であるリスクを厳しく検証します。


1. 物件概要(スペックデータ)

  • 物件URLgoo住宅・不動産(大分県別府市亀川中央町 貸店舗)

  • 所在地:大分県別府市亀川中央町

  • 交通:JR日豊本線「亀川駅」徒歩8分

  • 賃料90,000円(管理費なし)

  • 初期費用敷金2ヶ月・礼金2ヶ月(計36万円+前家賃・仲手等)

  • 専有面積:79.09㎡(木造2階建)

  • 築年月:1974年2月(築52年)

  • 設備駐車場3台以上可、トイレ2ヶ所、追い焚き、リフォーム済

  • 特徴民泊運営可能


2. 【厳格】民泊運用データ(赤字リスクを考慮した試算)

新法(180日制限)に基づき、集客に苦戦した「ワーストケース」の月額試算です。

項目 厳格シミュレーション 備考
初期投資額 約185万円〜 敷礼36万+仲手・保証等20万+家具家電80万+消防等50万
想定宿泊単価 13,000円 80㎡弱・最大8名想定だが、亀川エリアのため抑制
月間平均稼働日数 8日 週末および連休のみ。平日はほぼ空室
想定月間総売上 104,000円 単価1.3万 × 8日
月間固定費(A) 90,000円 賃料(空室でも発生)
月間光熱費・維持費 30,000円 電気・ガス・水道・ネット・リネン・除草
運営・清掃代行費 45,800円 売上の15%+清掃4回(大型@1万円)
月間営業利益 ▲61,800円 赤字(月額約6万円の持ち出し)

3. 徹底的なリスク評価(ここが甘くない)

  1. 「亀川」という立地の壁: 別府駅周辺や鉄輪温泉のような「観光ど真ん中」ではありません。観光客にとっては「宿泊費を抑えるための代替地」になりやすく、高単価が狙いにくいエリアです。

  2. 新法180日制限の致命傷: 家賃9万円を180日の営業で回収しようとすると、営業日1日あたり500円以上の「家賃ノルマ」が重くのしかかります。稼働率が50%(月15日)を下回ると、構造的に赤字から抜け出せません。

  3. 駐車場3台の「活かせなさ」: 駐車場が多いのは魅力ですが、亀川まで車で来るゲストは「宿泊費の安さ」を重視する傾向があり、駐車場があるからといって単価を上げるのは困難です。

  4. 築50年の維持管理: 「室内リフォーム完了」とあっても、基礎や外壁、屋根は築52年です。別府特有の温泉成分による「塩害・腐食」が電気系統や給湯器を襲うリスクがあり、想定外の修繕費が発生します。


4. 初期投資の回収予測

  • 投資額合計:約185万円

  • 回収見込み: 上記シミュレーション通り、月間約6万円の赤字が続く場合、年間で約72万円の損失となります。初期投資を含めたマイナスは初年度で約250万円に達します。


5. 生き残るための「厳格な」戦略

もしこの物件を借りてしまった場合、赤字を食い止めるには以下の「肉体労働」が必須となります。

  • 清掃の完全セルフ化:月4万円の清掃費を自分の労働力でゼロにする。

  • トイレ2ヶ所の有効活用:大人数(2家族など)をターゲットにし、1人あたりの単価を下げてでも「数で稼ぐ」戦略に切り替える。

  • 中長期滞在(マンスリー)の併用:民泊ができない残りの180日を、APU(立命館アジア太平洋大学)の学生や教職員、あるいは別府医療センターの長期研修医向けに貸し出す契約を自力で取り付ける。