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【東京・世田谷区】三軒茶屋|12室の小部屋を活かしたホステル運営(132㎡)収益分析

三軒茶屋・下馬エリアの「TOKYO β」ブランド物件。各階に並ぶ7㎡の小部屋12室を、個別のゲストルームとして提供するビジネスモデルを検証します。


1. 物件概要(スペックデータ)

  • 物件URLgoo住宅・不動産掲載ページ
  • 所在地:東京都世田谷区下馬2丁目

  • 交通:東急田園都市線「三軒茶屋駅」徒歩12分

  • 月額コスト924,000円(賃料72.6万円+管理費18万円+システム利用料1.8万円)

  • 専有面積:132.08㎡(12室 / 1室 約7㎡)

  • 構造:木造2階建て(2018年築)

  • 特徴民泊可能、家具家電付き、共用部なし(廊下と各個室の構成、小さいキッチンエリアはあり)


2. ホステル型(個室貸し)運用シミュレーション

1部屋を1〜2名(1名推奨)の宿泊ユニットとして、12室を個別に販売するモデルです。

項目 想定データ 備考
想定宿泊単価 6,500円 / 1室 エリア相場(狭小個室・バスシェア想定)
想定稼働率 80% 三茶エリアの安定した単身需要(月24日)
想定月間売上 1,872,000円 6,500円 × 24日 × 12室
想定月間運営費 1,350,000円 賃料等92.4万・清掃費・リネン・光熱費・システム費
想定月間営業利益 522,000円 利益率 約28%

【考察】 1室あたりの単価を抑えつつ、12室という「数」で売上を積み上げるモデルです。共用リビングがないため、ゲストは寝るだけという「スリーピング・ポッド」的な需要(バックパッカー、ビジネス、イベント遠征組)をターゲットにします。月額約92万円の固定費に対し、売上180万円超を目指すことで、十分な利益を確保できる計算になります。


3. 法令・運営条件(要注意)

  • 許可形態:旅館業(簡易宿所)

    • この物件で利益を出すには、365日稼働できる旅館業許可が必須です。新法(180日制限)では、12室あっても年間売上が半分になり、固定費92万円を支払うと赤字になります。

  • 共用設備の基準:個室にバス・トイレがない場合、階数に応じた適切な数の共有シャワー・トイレが必要です。元シェアハウスであれば基準を満たしている可能性が高いですが、旅館業としての「便所数」の再確認が必要です。


4. 契約前に確認するべきポイント

  • 旅館業法上の「定員」と「設備」:世田谷区の保健所指導により、7㎡の部屋で2名宿泊が認められるか、または1名限定になるかの確認。消防法の要件も満たす必要があるので、火災報知器の設置などを消防署にも問い合わせる様にしましょう。

  • 初期清掃コスト:12部屋分のリネン交換と清掃を毎日行うためのオペレーション構築と外注費用の精査。

  • 退去時費用の負担:退去時費用19.8万円が設定されているため、契約更新時や解約時のコストとして計上。


5. 専門家・運営者の視点(独自考察)

共用部がないことは、ゲスト同士の交流を求める層には不向きですが、逆に**「プライバシー重視で安く泊まりたい」**層にはメリットになります。 1部屋が狭いため、内装は「秘密基地」のようなワクワク感のあるライティングや壁紙、高機能な寝具に特化すべきです。また、12室あるとチェックイン作業が煩雑になるため、スマートロック(セルフチェックイン)の導入は不可欠です。三軒茶屋というブランド力により、SNSでの集客も期待できる非常にユニークな「宿泊特化型」の投資物件です。