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【大田区・御嶽山駅徒歩2分】駅近3LDKマンションで民泊!フリーレント2ヶ月の誘惑と「家賃に消費税」の落とし穴

物件情報

 

  • 物件名:イギー久原(4階部分)

  • 所在地:東京都大田区東嶺町

  • 交通アクセス

    • 東急池上線「御嶽山駅」徒歩2分

    • 東急池上線「久が原駅」徒歩10分

    • 東急池上線「雪が谷大塚駅」徒歩11分

  • 賃料:月額 180,000円(管理費 5,000円)

  • 契約条件

    • 礼金:なし(事務所・民泊利用の場合は1ヶ月分UP)

    • 敷金:2ヶ月分(360,000円)

    • 特記事項:フリーレント2ヶ月、初期費用カード決済可

  • 契約期間:普通借家 2年(更新可能)

  • 面積・間取り:50.66㎡ / 3LDK

  • 築年月:1987年3月築(築39年)

  • 備考:事務所利用相談(礼金1ヵ月UP)、民泊相談可(消費税加算)、エアコン4台、ルーフバルコニー、最上階

  • https://suumo.jp/chintai/bc_100473844539/

 

民泊適正評価

 

総合評価:★★☆☆☆(2.5/5.0) 立地の良さと初期費用の低さは大きな魅力ですが、ランニングコスト構造が収益を圧迫し、投資回収に時間がかかる「薄利多売型」の物件です。

 

【メリット】

 

  1. 駅からのアクセスが抜群 徒歩2分という立地は、都心へのアクセスや空港(羽田)への移動を考えると、利用者にとって非常に魅力的です。集客に直結する最大の武器です。

  2. 初期費用と設備が良い フリーレント2ヶ月分があるため、初期費用を大幅に抑えられます。また、エアコン4台、システムキッチン、追焚機能付きなど、生活に必要な設備が整っているため、内装工事費を家具購入費のみに抑えられます。

  3. 普通借家契約 定期借家ではないため、原則として契約更新が可能な点が、投資回収期間を確保する上で大きな安心材料となります。

 

【デメリット(ここが重要)】

 

  1. 賃料に消費税が加算される 民泊利用は「住宅」ではなく「事業用」と見なされるため、月々の賃料(18.5万円)に消費税が上乗せされます。これにより、固定費が約2万円/月増加し、利益を大きく圧迫します。

  2. エレベーターなしの4階 築39年の建物でエレベーターがない4階(最上階)であるため、旅行客(特に子連れや高齢者)には不便であり、ネガティブなレビューにつながる可能性があります。

  3. 3LDKの間取り効率 50㎡で3LDKは、各部屋が非常に狭いことを意味します。大人数の利用をターゲットにする場合、圧迫感がないような家具配置やデザインの工夫が必要です。


 

契約前に確認するポイント

 

  1. 消費税加算のタイミングと期間 「民泊相談可(消費税加算)」とありますが、旅館業法許可取得前から消費税が加算されるのか、契約期間中の税率変更リスクも含め、明確に確認してください。

  2. 民泊利用時の初期条件 「礼金1ヶ月UP」以外に、保証金や保証会社の利用条件、月額サポート費用(1,100円/月)が民泊利用で変わらないか、最終的な条件を書面で確認する必要があります。

  3. 水回りの劣化状況 築39年と古いため、既存の浴室乾燥機や追焚機能などの設備が正常に機能するか、また、給排水管の詰まりや水漏れリスクがないか、内見時に重点的にチェックしてください。


 

周辺地域の平均稼働率と想定収益

 

 

周辺稼働率(大田区市場)

 

  • 平均稼働率:80% (出典:大田区は空港需要が高く、都内でも安定して高稼働を維持しています。)

 

運営した場合の想定年間利益

 

【前提条件】

  • 客室数:1室(最大5〜6名収容のファミリー/グループ利用想定)

  • 宿泊単価(ADR):20,000円

  • 稼働率:80%

1. 月間売上予測 20,000円 × 30日 × 稼働率80% = 480,000円

2. 月間運営コスト(ランニングコスト)

  • 実質賃料(税・管理費込):203,500円

  • 24時間サポート:1,100円

  • 水道光熱費・ネット代:約30,000円

  • 清掃・リネン費:約72,000円(売上の約15%)

  • OTA手数料(20%):約96,000円

  • コスト合計:約402,600円

3. 月間営業利益(手残り) 売上 480,000円 - コスト 402,600円 = 77,400円

4. 想定年間営業利益 77,400円 × 12ヶ月 = 約929,000円

 

想定利益が低い場合の改善アイデア

 

年間92.9万円の利益に対し、初期投資(敷金、礼金、家具家電、備品代の合計:約260万円)の回収に約2.8年かかります。普通借家契約であるため、回収は可能ですが、利益率が低く、手間に対するリターンが小さいと言えます。

  1. 単価アップを徹底する ルーフバルコニーからの眺望や、駅近という強みを最大限に活かし、「ハイエンドなファミリー向け」に特化し、単価を25,000円に引き上げる必要があります。単価が上がれば、年間利益は約180万円となり、回収期間は約1.5年まで短縮されます。

  2. インバウンドと国内ファミリーの二刀流 駅近の利便性を活かし、インバウンドのグループ観光客(高単価)と、国内の地方からのディズニーランド・羽田空港利用者(安定した需要)をターゲットにし、稼働率を85%以上に維持する運営戦略が必要です。

  3. 清掃のセルフ化/効率化 近隣在住であれば、清掃・リネン費を外部委託せず、セルフクリーニングや地元パートを活用することで、月7万円以上のコスト削減が可能になります。