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岐阜県北方町|民泊相談可・転貸OKな6戸アパートを一棟8万円で運営する魅力とリスク

物件情報

  • 所在地:岐阜県本巣郡北方町 

  • 賃料:8万円/月(6戸すべてを一棟貸し) 

  • 間取り・構造:1R × 2戸、2R × 4戸、1戸あたり延床面積25㎡程度 

  • 築年数:約52年(築古) 

  • 設備

    • お風呂:なし。徒歩約3分に銭湯あり(大人460円) 

    • トイレ:共同汲み取りトイレ(1Fと2Fに各1つ) 

    • 水道・電気:使用可(借主が契約) 

    • 駐車場:要相談

    • 駐輪場:なし 

  • 契約条件:敷金・礼金ともに0円、更新料なし、保証会社利用(家賃の50%、最低2万円、更新1万円) 

  • その他:DIY可、転貸OK、高齢者・外国人・SOHO利用可、法人登記可 

  • 近隣施設:駅・コンビニ・スーパー・小学校・病院・役場等が徒歩圏内にあり 

  • 法律・許可:民泊運営には行政許可が必要。北方町の要件は借主自身で確認が必要と記載あり

  •  ジモティー


民泊適正評価(強み・弱み)

強み(メリット)

  1. 非常に低コストな賃料:一棟8万円/月という価格は極めて魅力的で、初期コストを抑えてスタートしやすい。

  2. 転貸・DIYOK:転貸が許可されており、自分でリノベーション(DIY)可能なため、自由度が高い運営ができる。

  3. 多用途利用が可能:民泊のほか、社員寮、倉庫、ワークスペースなど、利用方法を柔軟に選択できる。

  4. 利便性の高い立地:駅、スーパー、小学校、病院などが徒歩圏内にあり、ゲストや長期滞在者にも魅力がある。

  5. 敷金・礼金なし:初期のキャッシュアウトが少ないので、資金繰りが楽。

弱み(デメリット)

  1. 風呂なし:浴室が無いため、ゲストには銭湯利用を案内する必要があり、不便さを感じる人も多い。

  2. 共同汲み取りトイレ:プライバシーや衛生面でマイナス要素。特に外国人やファミリー客には敬遠される可能性。

  3. 築古物件:築52年と老朽化の懸念があり、修繕コストやメンテナンスがかかる可能性が高い。

  4. 行政許可の手間:民泊運営には住宅宿泊事業法などの許可・届出が必要。北方町の要件を借主自身で確認する必要あり。 ジモティー

  5. 運営負荷が高い:6戸を管理するとなると清掃、ゲスト対応、メンテナンスなどの運営コスト・手間がかなり発生する。

  6. 固定設備の欠如:共同設備であるトイレ・銭湯利用という性質上、宿泊施設としての魅力を出すには工夫が必要。


契約前に確認するポイント

  • 北方町および岐阜県での民泊許可要件(住宅宿泊事業法、または旅館業法簡易宿所の許可)をクリアできるかを確認。 hudousanlink.jp+1

  • 汲み取り式トイレの清掃・衛生管理コスト、および契約上の責任分担(借主・貸主)を明確に。

  • 修繕義務:古い建物なので、どこまでDIYで改修可能か、構造的に問題がないかを専門家に確認。

  • 保証会社の条件(50%、最低2万円など)を理解。

  • 駐車場・駐輪場の確保:要相談とのことなので、具体的な台数・コストを交渉。

  • 近隣住民への説明:民泊運営をするなら、地域住民への理解・同意をどう取るか計画を立てる。

  • 清掃体制:6戸分をどう管理するか(外部清掃業者 or 内製)、コスト見積もり。

  • 税金・保険:住宅宿泊事業収入の税務処理、保険加入範囲の確認。


周辺地域の平均稼働率(民泊)


運営した場合の想定年間利益(シミュレーション)

以下は、現実的な数値をもとにシミュレーションを行ったものです。

  1. 前提条件

    • 賃料:8万円/月 → 年間賃料支出 96万円

    • 想定稼働率:40%(中央値として)

    • 1泊あたり宿泊料金:例えば4,000円(仮定)

    • 年間営業日数:365日(旅館業許可取得の場合。住宅宿泊事業法の場合は上限180日)

    • 清掃費:1回4,000円 × 宿泊回数として月平均12回(稼働率×日数から換算) → 月約48,000円、年間約576,000円

    • 光熱費・水道・通信など:月平均20,000円 → 年間240,000円

    • 管理・運営費(備品、消耗品など):月10,000円 → 年間120,000円

  2. 収入見積もり

    • 年間宿泊可能日数:365日 × 6戸 = 2,190室泊/年

    • 想定宿泊稼働:2,190 × 40% = 876室泊/年

    • 年間売上(宿泊料):876泊 × 4,000円 = 3,504,000円/年

  3. コスト合計

    • 賃料:960,000円

    • 清掃費:576,000円

    • 光熱通信:240,000円

    • 消耗品等:120,000円

    • 合計コスト:1,896,000円/年

  4. 想定年間利益

    • 収入3,504,000円 − コスト1,896,000円 = 1,608,000円/年(約160万円)

この数字は、かなり控えめ(保守的)な料金・稼働率を仮定したモデルです。初期投資が少ないため、キャッシュフローはプラスになる可能性が高いですが、高稼働・高単価が見込めるわけではありません。


想定利益が低い場合の改善アイデア

  1. 価格設定の見直し(ダイナミックプライシング)

    • オンラインプライシングツール(AirDNA、PriceLabsなど)を使い、繁忙期には価格を上げ、閑散期には割引を出す。

    • 長期滞在(マンスリー)価格を設定して、連泊客を取り込む。

  2. 宿泊条件の改善

    • 共用トイレ・銭湯利用という不便さをカバーするため、アメニティを充実させる(アメニティバッグ、バスタオル貸出、銭湯割引券など)。

    • 内装をDIYでリノベーションして、古さを魅力(レトロ感、和モダンなど)に転換。写真映えする空間づくりをする。

  3. 清掃・運営効率の改善

    • 地元の清掃業者と契約し、コストを最適化。

    • 定期ゲスト向けの簡易清掃プラン(長期滞在者は自分で掃除、消耗品のみ補給など)を導入。

    • チェックイン/チェックアウトを無人化(スマートロック、セルフチェックイン)して人件費を抑える。

  4. 集客戦略を強化

    • ターゲットを観光客だけでなくビジネス利用者や長期滞在者にも設定 → 広告を多チャネル展開(Airbnb、Booking.com、長期賃貸サイト)。

    • 地域の魅力(北方町の町歩き、近隣観光スポット)を紹介するガイドブックを作成し、Webで宣伝。

  5. 許可・行政対応をスムーズに

    • 旅館業法または住宅宿泊事業法による許可申請を専門家に依頼(行政書士など)。 行政書士事務所

    • 地域住民との関係構築:説明会を開いたり、清掃やごみ処理のルールを明確にしてトラブルを回避。


この記事は、岐阜県北方町の実在物件( https://jmty.jp/gifu/est-hou/article-yjmm2 )をもとに、民泊運営の現実を冷静に見つめつつ、可能性とリスクの両方を明示して解説したものです。投資や運営を考えている方が判断しやすいよう、長所も短所もバランスよく伝えることを意識しました。