· 

岐阜市・民泊可物件相談:メゾン道(1K/岐阜県岐阜市本荘中ノ町)

物件情報

  • 物件名:メゾン道(1K/26.5 ㎡)

  • 所在地:岐阜県岐阜市本荘中ノ町5

  • 賃料:月額 50,000 円+管理費 5,000 円

  • 礼金・敷金:礼金0.1ヶ月/敷金なし

  • 駅アクセス:JR東海道本線 西岐阜駅 徒歩13分/岐阜駅 徒歩29分/名鉄名古屋本線 名鉄岐阜駅 徒歩36分

  • 築年月:1988年1月(築約37年11ヶ月)

  • 階数・構造:2階建・2階部分・鉄骨構造・最上階・南向き

  • 駐車場:敷地内月極3,000円あり

  • 設備:バストイレ別、室内洗濯機置場、エアコン、2口ガスコンロ可、家具・家電付(ベッド・TV・冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機)など

  • 付記:「民泊可能(以前弊社にてやっていました。消防設備までは備え付けます。)」「二人入居可・ルームシェア相談可」なども明記

  • URLはこちら:
    https://house.goo.ne.jp/rent/ap/detail/1/21201/050H100181243572/158697001/x1050H100181243572.html

民泊適正評価

良い点

  • 「民泊可能」と明記されているため、届出・許可取得(住宅宿泊事業法等)のおおまかなハードルはクリアしやすい可能性があること。

  • 駅徒歩13分というアクセスは、地方都市としては比較的良好で、電車利用の宿泊者を狙いやすい。複数駅が使える点も宿泊者の選択肢を広げる。

  • 駐車場月極3,000円あり。車で来る宿泊者や地方滞在者にとって駐車場が付帯しているのは+。

  • 家具・家電付で初期投入コストが抑えられる。即運営開始できる準備が整っている。

  • 南向き・最上階という条件で、日当たり・眺望・プライバシーを確保しやすい。

  • 専有面積26.5 ㎡という単身向け仕様。需要のある「1〜2名向け」「ビジネス・観光兼用」の宿泊ニーズに適合しやすい。

悪い点・リスク

  • 賃料が月額55,000円(賃料+管理費)というのは、26.5 ㎡の1K物件としてはやや高めの水準。加えて駐車場3,000円利用時にはさらにコスト上乗せ。運営コストを考慮すると、利益が出にくい可能性がある。

  • 築37年以上(1988年築)という築古物件のため、設備劣化・メンテナンス負担が増える可能性あり。宿泊運営では「見た目」「清潔感」「設備の信頼性」がゲスト評価に直結するため、リフォーム・設備更新が必要になる可能性あり。

  • 駅徒歩13分とはいえ、地方都市の感覚からすれば「荷物を持った観光客」「夜間移動」を考えるとやや距離を感じるかもしれない。また最寄駅=西岐阜駅であり、岐阜市の中心部からのアクセスが30分前後かかる点も、集客性にやや厳しさあり。

  • 専有面積が26.5 ㎡という狭めのスペース。ファミリー滞在・グループ・長期滞在には適しておらず、客層が限定されやすい。

  • 1階/2階建2階部分という構造。エレベーターなし、階段アクセスという宿泊者にはネガティブ要素。特に荷物多めの旅行者にとってはマイナス評価になる可能性あり。

  • 競争環境・地域需要が明確に「高稼働」を支えるものとは言い切れない。例えば、県・市の宿泊施設稼働率も地方では低めの水準です。地方需要だけでは高稼働・高収益を維持しづらい。

契約前に確認するポイント

  1. 用途地域・建物の管理規約:本物件はアパート/賃貸マンションなので、管理規約や用途地域で「住居専用」「賃貸専用」「用途変更(宿泊用)不可」などの制限がないかを確認。 民泊の教科書+2岐阜県公式サイト+2

  2. 届出・許可条件:運営する場合、住宅宿泊事業法による年間180日以内運用か、旅館業法(簡易宿所)かを確認。市区町村によって地域ルールも異なる。 岐阜市公式サイト+1

  3. 近隣住民・騒音・駐車場条件:宿泊者の出入り・清掃時間・荷物搬入等でトラブルの可能性あり。駐車場契約条件・台数制限も確認。

  4. 設備の劣化・更新履歴:1988年築ということで、給湯器・空調・配管等の状態確認。宿泊施設として清潔感・機能性を確保できるか。

  5. 賃料・管理費・駐車場料・改装費用:宿泊運営に適する内装リフォームの要否、家具家電の状態、初期費用・維持費用を見積もる。

  6. 集客導線・アクセス・競合:最寄り駅・徒歩時間・市中心部までの交通・観光資源近接性をチェック。近隣に同種宿泊施設が多いかを調査。

  7. 保険・消防設備・清掃体制:宿泊事業として法令上の備え(宿泊者名簿、消防法対応、清掃管理、消耗品補充)をクリアできるか。

  8. 稼働率・宿泊単価の想定:地域の宿泊需要・相場を調べ、無理のない収益モデルを立てる(以下「周辺稼働率」参照)。

周辺地域の平均稼働率

  • 岐阜県の宿泊施設全体の客室稼働率(2019年)約58%。 訪日ラボ+1

  • 中部地方(管内)の直近データでは宿泊施設の平均稼働率57.7%。 国土交通省ポータルサイト

  • 簡易宿所類・民泊運用を想定したデータでは、稼働率が旅館・簡易宿所で20~40%台というデータあり。 Livhub+1

  • よって、本物件で現実的に想定できる稼働率を Conservatively **年間稼働率40%~50%**と置くのが現実的です。

運営した場合の想定年間利益

前提条件

  • 賃料+管理費:月55,000円 → 年間固定賃料コスト 660,000円

  • 駐車場(必要に応じて契約):月3,000円 ×12 = 36,000円 → 年間 36,000円(宿泊者需要次第で付帯可否)

  • 年間コスト合計:696,000円

  • 宿泊単価設定:地方・1K・1〜2名宿泊と想定し、1泊あたり 7,000円 を想定。

  • 年間365日 × 稼働率40%=146泊/50%=183泊。

  • 年間売上(40%稼働)=146泊 ×7,000円=1,022,000円;(50%稼働)=183泊 ×7,000円=1,281,000円。

想定利益

  • 稼働率40%の場合:売上1,022,000円 − 固定コスト696,000円= 約326,000円 の年間利益(約月27,000円)

  • 稼働率50%の場合:売上1,281,000円 − 固定コスト696,000円= 約585,000円 の年間利益(約月49,000円)

評価

運営が順調に行ったとしても、利益額は年間数十万円規模となり、「副収入としては一定の成果」だが「本格的な収益物件」としてはやや物足りない水準と言えます。賃料が高めに設定されているため、利益率が圧迫されています。

想定利益が低い場合の改善アイデア

  1. 宿泊単価を上げる:地方ながら設備・デザイン・テーマ性を高め、1泊9,000〜10,000円に設定できれば収益が改善。例:デザイナーズ仕様・ハイエンド家具家電・長期滞在割引+短期観光・撮影用途など。

  2. 稼働率を上げる:マーケティング強化、地域宿泊サイト+SNS活用、自社Web予約割引を用意し、稼働率50〜60%を目指す。イベント時・観光シーズン(例えば花見・夏休み)に価格を高め、閑散期に割引を実施。

  3. 長期滞在・月利用を取り入れる:1Kという構成を生かして、出張者・単身赴任者・リモートワーカー向けに「週/月単位滞在プラン」を設定し、最低稼働日数を確保。

  4. 付帯サービス・収益化:駐車場代を有料化、オプション清掃料・エクストラ清掃・レンタル自転車などを別料金で提供。

  5. コスト削減:賃料交渉、管理費・設備保守の効率化、無人チェックイン・スマートロック導入など運営コストを削る。

  6. 複数チャネル活用:国内宿泊プラットフォーム+外国人向け多言語対応+観光需要の掘り起こし。地方都市での外国人観光客増加も見込まれます。 国土交通省ポータルサイト+1


以上を踏まると、この物件は「民泊運営可能」で魅力もありますが、賃料の高さ・立地・面積などの制約もあり、綿密な収支シミュレーションと改善戦略が不可欠です。利益を最大化するには、宿泊単価・稼働率・運営コストをいかに改善できるかが鍵となります。