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愛知県・名古屋市南区の民泊可物件!【築68年戸建】桜本町駅徒歩2分で高収益を狙う方法

物件情報

 

項目 詳細 備考
物件名 南区寺崎町戸建  
所在地 愛知県名古屋市南区寺崎町 物件詳細URL
交通 名古屋市桜通線 桜本町駅 徒歩2分、名鉄名古屋本線 桜駅 徒歩6分 抜群の駅近立地
賃料 9.5万円(管理費等なし) 敷金1ヶ月/礼金なし
間取り/面積 3DK(67.42㎡) 3部屋あり大人数に対応可能
築年月 1957年1月(築68年9ヶ月) 築年数が極めて古い
構造/階数 木造 / 2階建  
特記事項 民泊OK、DIY OK、リフォーム済、ペット相談可、事務所使用可 運営自由度が高い

 

民泊適正評価

 

評価項目 良い点(メリット) 悪い点(デメリット・欠点)
立地 桜本町駅徒歩2分と極めて近く、集客の強力な武器になる。名古屋市内の主要観光地へのアクセスは良好。 主要な観光・ビジネスエリア(名古屋駅・栄)からはやや離れた南区であり、観光客への訴求力が中心部に比べて劣る。
物件・構造 3DKで広さ(67.42㎡)があり、ファミリーやグループ(多人数)の受け入れが可能。民泊可、DIY可と運営自由度が高い。 築68年の木造戸建であり、耐久性、断熱性、水回り設備の老朽化リスクが高い。木造のため、近隣への騒音トラブルが発生しやすい。
収益性 賃料9.5万円は駅近・戸建としては妥当だが、築年数を考えると周辺相場より割高な可能性があり、高い稼働率を維持しないと利益が出にくい 家賃が高いため、周辺の競合物件より高い宿泊料金を設定する必要があり、集客ハードルが高い。
総合評価 B+(立地の良さと民泊可の希少性を評価。ただし築古リスクを許容できることが前提)  

 

契約前に確認するポイント

 

  1. 民泊許可の具体的な内容: 賃貸契約書に「民泊可」が明記されているか、また、届け出済みの「住宅宿泊事業法(民泊新法)」に基づく物件なのか、旅館業法の許可が必要なのかを確認する。

  2. 修繕費用の負担範囲: 築年数が古い(築68年)ため、入居後の給湯器やエアコン、水回りなどの設備故障時の修理費用をオーナーと借主のどちらが負担するのか、契約書で詳細に確認する。

  3. DIYの範囲と原状回復: DIYが許可されているが、退去時の原状回復の範囲や、残置できる設備の基準について明確な取り決めを行う必要がある。

  4. 騒音対策: 木造戸建であり、近隣住民とのトラブルを避けるため、特に夜間の騒音に対する具体的な対策(チェックイン時の注意喚起や張り紙など)を事前に計画し、オーナーに伝えておく。

 

周辺地域の平均稼働率

 

名古屋市中心部の平均稼働率は70~80%と高い水準ですが、本物件がある名古屋市南区は主要観光地からやや離れている上、築年数が極めて古いというマイナス要素があります。

  • 現実的な年間平均稼働率: 45%(年間約164日稼働)

※これは、駅近という立地の良さを活かし、築古という欠点をDIYによるテーマ設定やユニークな内装でカバーできた場合の、現実的なラインと判断します。

 

運営した場合の想定年間利益

 

(賃料9.5万円、平均稼働率45%、平均宿泊単価32,000円/泊でシミュレーション)

項目 計算式・金額 詳細
月間想定売上 32,000円 × (30日 × 45%) = 432,000円 1泊32,000円設定(ファミリー・グループ層向け)
月間経費合計 248,000円 内訳を下に記載
月間純利益 432,000円 - 248,000円 = 184,000円  
想定年間利益 184,000円 × 12ヶ月 = 2,208,000円  

<月間経費内訳>

  • 家賃: 95,000円

  • 管理手数料・清掃費(売上の25%で設定):108,000円

  • 光熱費・通信費・消耗品費:35,000円

  • 修繕積立金(築古対策):10,000円

  • 合計:248,000円

【結論】 築古による集客難というリスクはありますが、立地と広さ、そして「民泊可」という希少性を活かし、工夫すれば年間220万円以上の利益を出すことは十分に可能です。

 

想定利益をさらに改善するためのアイデア

 

現在の想定利益は良好ですが、築68年という最大の欠点をカバーし、さらに高い利益を目指すためのアイデアを提案します。

  1. DIYによる特化型テーマ設定(築古の魅力化):

    • 単にリフォーム済みというだけでなく、DIY可を活かして、昭和レトロ、古民家風、和モダンなど「築古だからこそ価値が出る」内装に特化させる。写真映えする内装にすることで、若年層やインバウンド(日本の伝統体験志向)をターゲットとし、宿泊単価を35,000円〜40,000円に引き上げることを目指す。

  2. 長期滞在・ワーケーション層の獲得:

    • 駅近で3部屋ある広さを活かし、マンスリーやウィークリープランを設定する。閑散期(1月〜2月、梅雨時期)に長期滞在割引(例:7泊以上10%OFF)を適用することで、**稼働率の底上げ(45%→50%)**を図る。

  3. 地域連携の強化とニッチな集客:

    • 近隣に大学や工場が多い場合、出張者やインターン生、外国人技能実習生などの受け入れニーズを調査し、民泊以外の用途(マンスリー契約など)とハイブリッドで運用する。また、地元の飲食店や銭湯などと提携し、**「南区のローカル体験」**を売りにすることで、エリアのデメリットをメリットに変える。