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【大阪市福島区】新築「コート海老江」(長屋/アパート)一棟買いを民泊運営で徹底分析!

物件情報

 

  • 物件URL: https://jmty.jp/osaka/est-buy/article-1k2f9k

  • 住所: 大阪府大阪市福島区海老江2-7-4

  • 交通: JR東西線「海老江駅」徒歩5分 / 大阪メトロ「野田阪神駅」徒歩5分

  • 価格: 6,200万円(一棟価格と想定)

  • 間取り/面積・賃料(想定):

    • 1階 29.52㎡(1R):想定賃料 88,000円(管理費込)

    • 2階 32.40㎡(1R):想定賃料 122,000円(管理費込)

  • 建物種別/階建: 新築(アパート・長屋と推定) / 2階建

  • 築年月(築年数): 2025年9月新築(築0年)

  • その他: 民泊としてもご検討頂けます、年間想定賃料 2,520,000円、想定利回り 約4.0%


 

民泊事業適正評価(一棟運用前提)

 

  • 良い点

    1. 新築・築古リスクなし: 最新の設備で、修繕費用のリスクが少なく、ゲストからの高評価に直結します。

    2. 立地が良好: JR・地下鉄の2路線が徒歩5分で利用可能。大阪駅(梅田)へも近く、観光・ビジネス客の集客に非常に有利です。

    3. 民泊事業の許可: 新築時点で民泊利用が可能(または設計対応済み)であり、事業化の手間とリスクが大幅に低減されます。

    4. 初期投資抑制: 新築物件のため、リノベーションや大規模改修の費用がかからず、家具・備品のみでスタートできます。

    5. 高収益化のポテンシャル: 賃貸利回り4.0%は低いですが、民泊は賃貸の2〜3倍の収益性が見込めるため、投資回収を大幅に早めるポテンシャルがあります。

  • 悪い点

    1. 販売価格と利回り: 価格6,200万円に対する賃貸想定利回り4.0%は、投資物件としては低水準であり、民泊による高稼働・高単価運用が前提となります。

    2. 面積と想定賃料の差: 2階の賃料想定が1階より大幅に高くなっている理由を明確にし、民泊単価の設定に活かす必要があります。

    3. 許認可の詳細: 一棟全てを民泊にする場合、旅館業法の「簡易宿所」許可が必要となる可能性が高いです。新法民泊(年間180日制限)を超える運営を計画する場合は、許認可の詳細を要確認です。


 

民泊運営時の収益シミュレーション(全室運用前提)

 

ここでは、2部屋合計を民泊運用した場合の収益をシミュレーションします。新築、駅近という最高の立地条件から、高稼働率・高単価を想定します。

項目 1階(29.52㎡) 2階(32.40㎡) 合計(年間) 備考
想定単価(ADR) 12,000円/泊 15,000円/泊 - 2階は広さと賃料差を考慮し高めに設定
稼働率(OR) 80% 85% - 駅近新築のため高稼働を想定
年間売上(GROSS) 3,504,000円 4,668,750円 8,172,750円 ADR × 365日 × OR
年間固定費(想定賃料) 1,056,000円 1,464,000円 2,520,000円 賃料+管理費×12ヶ月(売主想定)
年間運営代行費 700,800円 933,750円 1,634,550円 売上の20%と仮定
年間清掃・消耗品費 321,000円 370,000円 691,000円 6,000円/回 × 稼働日数/3
その他変動費(光熱費等) 150,000円 180,000円 330,000円  
年間費用合計 - - 5,175,550円  
想定年間利益 - - 2,997,200円 売上 - 費用合計

結論:全室民泊運営し、運営代行サービスを利用しても、年間約300万円の利益が見込まれます。


 

収益性を最大化するための戦略

 

  1. セルフ運営への切り替え:

    • 運営代行費用(年間約163万円)を削減することが、この投資を成功させる最大の鍵です。清掃とゲスト対応を自社で行うか、地元の低コスト業者に委託することで、年間利益は460万円以上に向上します。

  2. 高単価コンセプトの導入:

    • 新築、駅近という最高の優位性を活かし、全室「エグゼクティブ・ワーケーション仕様」としてブランディングします。内装を機能的に統一し、高速WiFi、快適なデスク環境を充実させ、ビジネスユースと高級志向の観光客をターゲットにすることで、更なる高単価を狙いましょう。

  3. 許認可の徹底:

    • 投資額が高額なため、年間営業日数の制限がない**「簡易宿所(旅館業法)」の許可**を目標とすべきです。新築設計の段階で旅館業法の要件を満たしているか(非常用照明、フロント機能など)を売主に確認し、年間365日運営を目指しましょう。

  4. 市場の多角化:

    • USJ、梅田、京阪神へのアクセスが良いため、ターゲットを単なるインバウンド観光客だけでなく、「国内の短期出張者」「企業の研修・合宿利用(一棟貸し)」にも広げ、閑散期のリスクを分散させましょう。