東京都大田区新蒲田2丁目に位置する、矢口渡駅から徒歩8分の貸店舗・事務所物件をご紹介します。飲食店利用は不可ですが、民泊相談可能となっており、初期費用を抑えて小規模な事業を始めたい方に適しています。今回は、物件情報の詳細、民泊適正評価、シミュレーション、契約前に確認すべきポイントを解説します。
物件情報
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所在地:東京都大田区新蒲田2丁目
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交通:東急多摩川線「矢口渡」駅 徒歩8分
東急池上線「蓮沼」駅 徒歩9分
JR京浜東北・根岸線「蒲田」駅 徒歩14分 -
賃料:16.39万円
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管理費:なし
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敷金:2ヶ月
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礼金:1ヶ月
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使用部分面積:44.41㎡(約13.4坪)
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建物構造:鉄骨造 1階/3階建
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築年数:1993年1月(築32年)
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条件:飲食店不可、民泊相談可
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契約期間:3年
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設備:トイレ、二方向避難、ガスなし
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保証会社:加入要(日本セーフティー)
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火災保険:要加入
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物件詳細:物件ページはこちら
民泊適正評価
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立地面:蒲田エリアは羽田空港へのアクセスが良く、外国人旅行者にも人気。3路線3駅利用可能で交通利便性が高い。
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物件規模:44㎡とコンパクトなため、大人数向けではなく2~4名程度の少人数滞在向け。
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条件面:飲食店不可だが、民泊利用は相談可能。内装がシンプルなため大規模工事は不要で、初期投資を抑えられる点が魅力。
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懸念点:ガス設備がないため、簡易キッチンを設置する場合は電化製品に依存する必要がある。
想定シミュレーション
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賃料:16.39万円
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共益費:なし
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その他固定費(光熱費、清掃費等):約5万円/月
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合計固定費:約21.4万円/月
【稼働率シナリオ】
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1泊平均単価:10,000円(2~3名利用を想定)
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稼働率50%(15日稼働):売上15万円 → 赤字
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稼働率70%(21日稼働):売上21万円 → ほぼトントン
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稼働率90%(27日稼働):売上27万円 → 利益約5.6万円
※大田区の民泊需要は羽田空港や都心部へのアクセスから安定しているが、稼働率70%以上を目標にする必要あり。
契約前に確認すべきポイント
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用途地域の制限:1種住居地域での民泊利用について、役所で要確認。
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管理規約:ビルオーナーが民泊利用を正式に許可するかを契約前に確認。
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消防法対応:二方向避難はあるが、宿泊用途として必要な設備(火災報知器、消火器など)の設置が求められる可能性あり。
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内装コスト:大規模な撤去工事は不要だが、民泊仕様に改装するための最低限の設備投資(ベッド・簡易キッチン・家具家電購入など)は必要。
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初期費用合計:敷金2ヶ月+礼金1ヶ月+保証料+仲介手数料で、概算100万円程度。
まとめ
大田区新蒲田の本物件は、交通利便性が高く、羽田空港アクセス需要を狙える立地にあります。コンパクトなサイズ感で、少人数向け民泊を運営するには適した条件です。初期費用を抑えて始めたい方には良い選択肢となるでしょう。ただし、用途地域や消防法対応などを事前にしっかり確認してから契約することが重要です。