物件情報
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住所: 北海道小樽市若松
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交通: JR函館本線「南小樽」駅 徒歩7分
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価格: 180万円(価格交渉可)
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土地面積: 約40㎡
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建物面積: 約80㎡
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間取り: 4K
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種別: 中古戸建(テラスハウス)
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築年数: 不明
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特記事項: 民泊利用可、解体途中、傾きあり、全面リノベーション必須
民泊適正評価
この物件は、初期投資を抑え、独自のコンセプトを持った民泊事業を始めたい方にとって、非常に魅力的なポテンシャルを秘めています。
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良い点:
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圧倒的な価格: 180万円という価格は、小樽市という観光地の物件としては非常に安く、初期投資を抑えられます。
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最高の立地: 南小樽駅から徒歩7分という立地は、観光客にとって非常に便利です。周辺には「南樽市場」などもあり、ゲストに地元ならではの体験を提供できます。
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民泊歓迎: 貸主が明確に民泊利用を推奨しており、安心して事業計画を立てられます。
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DIY可能: 「解体途中」であるため、自分の好きなコンセプトで内装を作り上げることができ、こだわりの宿泊施設を実現できます。
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悪い点:
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老朽化のリスク: 「築年数不明」「かなり古い」「傾きあり」という条件は、建物の構造的な老朽化や、耐震性など、様々なリスクが考えられます。
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高額なリノベーション費用: 水回りを含め全てを新品にする必要があるため、物件価格に対して高額なリフォーム費用がかかる可能性が高いです。
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テラスハウス形式: 隣家と連棟になっているため、騒音など隣人とのトラブルリスクがあります。
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契約前に確認するポイント
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建物の傾きと修繕費用: 専門家による建物の状態診断を依頼し、傾きの原因と修繕費用を正確に見積もりましょう。
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リノベーション費用: 物件の購入価格だけでなく、大規模なリフォーム費用を考慮に入れた上で、事業計画を立てることが重要です。
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法的な要件: 民泊として運営するためには、住宅宿泊事業法(民泊新法)に基づく届出が必要です。管轄の自治体に、物件が要件を満たしているか、またどのような申請が必要かを確認しましょう。
周辺地域の平均稼働率
小樽市は、年間を通して観光客が訪れる北海道有数の観光地です。特に南小樽駅周辺は、小樽運河や堺町通り商店街へのアクセスが良好なため、高い稼働率を期待できます。**年間稼働率は60%〜70%**と想定するのが現実的です。
運営した場合の想定年間売上
家賃は不明なため、ここでは売上のみを算出します。
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想定年間売上:
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4Kという間取りから、宿泊単価を1泊20,000円、定員を6名と仮定します。
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年間稼働率65%と仮定: 365日 × 0.65 = 約237日
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年間売上: 20,000円 × 237日 = 約474万円
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想定売上をさらに高めるためのアイデア
この物件は、立地と物件のストーリー性を最大限に活かすことで、収益をさらに伸ばすことができます。
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コンセプトの差別化:
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「歴史ある港町の古民家」「DIY体験ができる宿」など、明確なコンセプトを打ち出すことで、単価を上げ、集客力を高められます。
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多角的な収益化:
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宿泊だけでなく、日中は撮影スタジオやレンタルスペースとして貸し出すなど、複数の収益源を確保することが可能です。
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付加価値の提供:
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「南樽市場」での食材購入体験や、小樽の歴史を巡るガイドツアーなど、地域と連携した特別な体験を提供することで、リピーターを増やし、口コミ評価を上げられます。
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