民泊物件 · 25日 8月 2025

【大分県杵築市民泊可】築数百年・家賃1.5万円！元郵便局の古民家

この物件は、家賃の安さを活かしつつも、そのデメリットを上回るだけの魅力と事業計画が必要です。

良い点:
- 破格の家賃: 月額1.5万円という家賃は、他の物件にはない最大のメリットです。経費を大幅に抑えられます。
- 唯一無二の物件: 「築数百年」「元郵便局」「画家のアトリエ」という歴史的・文化的背景は、他の民泊にはない特別な体験をゲストに提供できます。
- 民泊歓迎: 貸主が明確に民泊利用を推奨しており、安心して事業計画を立てられます。
- DIY可能: 「リノベーション途中」のため、自分の好きなコンセプトで内装を作り上げることができます。
悪い点:
- 築数百年というリスク: 構造的な老朽化や耐震性など、様々なリスクが考えられます。大規模な修繕費用が必要になる可能性が非常に高いです。
- 交通の不便さ: 最寄りの公共交通機関が不明で、車でのアクセスが必須となります。ゲストが利用しにくい点が大きなデメリットです。
- 高額なリノベーション費用: 途中までリフォームされているとはいえ、築数百年という物件は高額な修繕費用がかかる可能性が高く、初期投資が家賃の安さに対して高額になります。
- 情報が不透明: 物件の詳細が電話でしか聞けず、信頼性が低いと判断される可能性があります。

リノベーションの範囲と費用負担: 「リノベーション途中」の具体的な進捗状況と、内装・設備工事の費用は誰が負担するのかを、貸主と明確に合意しておくことが重要です。
築年数に伴う構造的な問題の有無: 築数百年という物件は、専門家による建物の状態診断を依頼し、構造的な問題や耐震性を確認する必要があります。
交通アクセス: 実際に現地を訪れ、車でのアクセスや、近隣の観光スポットとの距離を確認しましょう。

杵築市山香エリアは、観光客が集中する城下町エリアから離れており、民泊需要は限定的です。そのため、高い稼働率は見込めず、**年間稼働率は20%〜30%**程度と想定するのが現実的です。

想定年間売上:
- 宿泊単価を1泊12,000円、定員を4名と仮定します。
- 年間稼働率25%と仮定: 365日 × 0.25 = 約91日
- 年間売上: 12,000円 × 91日 = 約109.2万円
想定年間経費:
- 年間賃料（1.5万円 × 12ヶ月）: 18万円
- 運営管理費（売上の20%と仮定）: 109.2万円 × 0.2 = 21.84万円
- 光熱費・インターネット費など: 月1.5万円と仮定 = 18万円
- その他費用（保険、消耗品、清掃費など）: 10万円
- 合計経費: 約67.84万円
想定年間利益:
- 年間売上（109.2万円）- 年間経費（67.84万円）= 約41.36万円

注意点: 上記は初期費用（リノベーション費用など）は含んでいません。

この物件は、家賃の安さを最大限に活かしつつ、宿泊以外の収益源を確保することが成功の鍵となります。

ターゲットの明確化:
- 「古民家体験」「田舎暮らし体験」「アート体験」など、明確なコンセプトを打ち出し、SNSやブログで物件のストーリーを発信し、熱心なファンを獲得しましょう。
宿泊以外の収益化:
- カフェやギャラリー、ワークショップスペースなど、複数の事業を組み合わせることで、宿泊以外の収益を確保し、経営を安定させることが可能です。
付加価値の提供:
- ゲスト向けに地元の食材を使った料理体験や、絵画教室などを企画するなど、この物件ならではの特別な体験を提供することで、宿泊単価を上げることが可能です。

カテゴリ： kyusyu, oita