物件情報
-
住所: 東京都新宿区高田馬場2-6-10
-
交通: 山手線「高田馬場」駅 徒歩6分 / 副都心線「西早稲田」駅 徒歩10分
-
賃料: 150,000円(税別)
-
管理費等: 込み
-
敷金/礼金: なし / 3ヶ月
-
間取り/面積: 1R / 約18㎡
-
種別/階数: 鉄筋コンクリート造5階建1階部分
-
築年月: 1990年4月(築35年)
-
特記事項: 民泊相談可能、自火報設備設置済み、先行契約(2026年8月中旬退去)、定期借家2年(再契約相談)
民泊適正評価
この物件は、高額な賃料を払ってでも運用する価値のある、優れたポテンシャルを秘めています。
-
良い点:
-
抜群の立地とアクセス: 高田馬場駅から徒歩6分という好立地は、日本の主要ターミナル駅へのアクセスが非常に良く、インバウンド観光客やビジネス客からの集客に非常に有利です。
-
消防設備設置済み: すでに自動火災報知設備が設置されているため、民泊新法に基づく届出がスムーズに進められます。
-
管理費込みの家賃: 管理費が賃料に含まれているため、月々のコスト計算がシンプルです。
-
1階部分: 荷物の多い旅行者にとって、1階にある物件は大きなメリットです。
-
-
悪い点:
-
高額な賃料と初期費用: 家賃15万円(税別)に加え、礼金3ヶ月分、保証料(賃料の100%)、仲介手数料1.1ヶ月分など、初期費用が非常に高額です。
-
広さ: 約18㎡とコンパクトなため、宿泊人数を多く設定できず、収益に上限があります。
-
契約期間と入居時期: 契約期間が2年間の定期借家であること、また入居が2026年8月中旬と約1年後になるため、すぐに運営を開始したい事業者には向きません。
-
契約前に確認するポイント
-
民泊利用時の詳細条件: 民泊が可能とありますが、賃料、契約期間、原状回復義務など、通常の契約とは異なる部分を事前に書面で確認しましょう。
-
住宅宿泊事業法(民泊新法)との関連: 物件が民泊新法に基づく届出に対応しているか、大家さんの協力が得られるかを必ず確認しましょう。
-
初期費用の詳細: 礼金や保証料など、総額でいくらの初期費用がかかるのかを明確にし、想定外の費用が発生しないよう確認することが大切です。
-
引き渡しまでの期間: 契約してから引き渡しまでの期間が1年近くあるため、その間の賃料支払いや契約解除の条件について、書面で合意を得ておく必要があります。
周辺地域の平均稼働率
新宿区高田馬場は、オフィス街と学生街が混在するエリアであり、都心へのアクセスも良いため、ビジネス・観光双方の需要が非常に高いです。特にインバウンド観光客からの人気も高く、この立地であれば年間稼働率は80%以上と、高い水準を期待できます。
運営した場合の想定年間利益
-
想定年間売上:
-
宿泊単価を1泊12,000円、定員を2名と仮定します。
-
年間稼働率85%と仮定: 365日 × 0.85 = 約310日
-
年間売上: 12,000円 × 310日 = 約372万円
-
-
想定年間経費:
-
年間賃料(15万円 × 12ヶ月): 180万円
-
年間消費税(15万円 × 12ヶ月 × 0.1): 18万円
-
運営管理費(売上の20%と仮定): 372万円 × 0.2 = 74.4万円
-
光熱費・インターネット費など: 月1.5万円と仮定 = 18万円
-
その他費用(保険、消耗品、清掃費など): 15万円
-
合計経費: 約305.4万円
-
-
想定年間利益:
-
年間売上(372万円)- 年間経費(305.4万円)= 約66.6万円
-
注意点: 上記は初期費用(礼金、保証会社費用など)は含んでいません。
想定利益をさらに高めるためのアイデア
この物件は、賃料が高い分、収益を最大化するための戦略が不可欠です。
-
ターゲットの明確化:
-
カップルや一人旅のビジネス客など、少人数での宿泊客に特化し、特定のニーズに応えるサービスを提供しましょう。
-
-
差別化を図る:
-
コンパクトな空間を有効活用し、おしゃれで機能的な内装にすることで、高田馬場エリアの他の民泊物件との差別化を図り、高い宿泊単価を維持しましょう。
-
-
長期滞在需要の取り込み:
-
学生やビジネス出張者など、長期滞在のゲスト向けに割引プランを提供することで、安定した稼働率を確保できます。
-