物件情報
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所在地: 愛知県長久手市菖蒲池
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交通: 東部丘陵線(リニモ) 杁ヶ池公園駅 徒歩圏内
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種別: マンション(1階部分)
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間取り: 7SLDK
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専有面積: 215㎡
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築年月: 1990年5月(築35年)
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賃料: 280,000円
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管理費等: 5,000円
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敷金/礼金: 1ヶ月 / 1ヶ月
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備考: 民泊OK・転貸可、駐車場3台まで確保可、ペット可、専用庭付き
- https://jmty.jp/aichi/est-hou/article-1jb7u8
民泊適正評価
良い点
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民泊運営が可能と明記: この物件の最大の強みは、オーナーから民泊運営の許可が下りている点です。複雑な手続きをクリアした物件は非常に希少であり、安心して事業計画を進められます。
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圧倒的な広さと部屋数: 215㎡・7SLDKという間取りは、他の民泊物件ではなかなか見られません。大人数のグループや二世帯、3世代家族など、多くのゲストを受け入れることができ、高い宿泊単価を設定できます。
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付加価値となる設備: 30㎡の広々としたバルコニーと専用庭は、ゲストにとって特別な空間となります。都会では味わえない開放感を提供でき、高評価や口コミでの集客につながるでしょう。
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便利な立地: リニモの3駅が利用でき、名古屋市中心部へのアクセスも良好です。また、愛・地球博記念公園など近隣の観光地への拠点としても利用できます。
悪い点
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高額な賃料: 月額28万円という賃料は、収益化の大きな課題となります。この高額なコストを回収するためには、コンスタントに予約を確保し、高い宿泊単価を維持する運営手腕が求められます。
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築年数と設備の劣化: 築35年と年季が入っており、内装や設備(水回り、エアコン等)に劣化が見られる可能性があります。ゲストに快適に過ごしてもらうためには、入居後に大規模な改修が必要となるかもしれません。
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大型物件ならではの運営リスク: 部屋数が多いため、清掃や管理の手間が増えます。また、大人数が宿泊することから、騒音やゴミ出しなど、近隣住民とのトラブルにも配慮が必要です。
契約前に確認するポイント
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事業用契約の条件: 物件情報には「民泊OK」とありますが、念のため、契約内容に民泊運営に関する特約事項が記載されているか、また法人契約や事業用としての家賃変動がないかを確認しましょう。
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建物の状態: 築35年の物件のため、エアコンの年式や水回りの状態など、設備が正常に動作するかを必ず内見でチェックしましょう。
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周辺の競合物件: 近くにある競合の民泊や宿泊施設の料金設定、レビューなどを事前に調査し、どの程度の単価や稼働率が見込めるかを判断しましょう。
運営した場合の想定年間利益
この物件のポテンシャルを最大限に活かし、より現実的な宿泊料金で収益をシミュレーションしてみましょう。
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想定宿泊料金: 1泊平均30,000円
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想定稼働率: 名古屋周辺の高い観光需要と物件の希少性を考慮し、年間60%と仮定
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年間売上: 30,000円 × 365日 × 0.60 = 657万円
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年間経費(家賃・運営費):
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年間家賃: 28.5万円 × 12ヶ月 = 342万円
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清掃費・消耗品費:(年間家賃の約20%)= 68.4万円
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その他費用(光熱費等): 月3万円 × 12ヶ月 = 36万円
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年間経費合計: 342万円 + 68.4万円 + 36万円 = 446.4万円
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想定年間利益: 657万円 - 446.4万円 = 210.6万円
高額な賃料を払っても、年間で200万円以上の利益が見込める計算です。初期費用(敷金、礼金など)を考慮しても、十分な収益性が期待できます。
想定利益をさらに向上させるためのアイデア
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ターゲットの明確化: 大人数向けであることを活かし、「特別な記念日のパーティープラン」や「長期滞在のワーケーションプラン」など、特定のターゲットに合わせた特別なプランを提供することで、客単価を引き上げられます。
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差別化を図る内装: 専用庭を活用し、ガーデンパーティー用の設備を整えたり、各部屋にテーマを持たせるなど、他の物件にはないユニークな内装を施すことで、SNSでの拡散を狙い、集客力を高められます。
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付加価値の提供: ゲストが楽しめるゲームやアクティビティ、地元グルメの紹介など、滞在をより豊かなものにするサービスを提供することで、レビューでの高評価につながります。