民泊物件  ·  09日 8月 2025

【岐阜県揖斐郡大野町】車移動が前提！初期費用無料で始める築52年のDIY民泊

物件情報

 

  • 物件名: 不明

  • 所在地: 岐阜県揖斐郡大野町公郷1110-23

  • 交通: JR大垣駅まで車で25分

  • 家賃: 4.2万円

  • 管理費等: 0円

  • 敷金/礼金: 無料/無料

  • 間取り: 4LDK以上、103.14㎡

  • 築年月: 1973年8月（築52年11ヶ月）

  • 備考: 民泊可、DIY可能、譲渡型応相談、ペット可、駐車場1台（無料）、フリーレント1ヶ月

  • URL: https://jmty.jp/gifu/est-hou/article-1j3txj

 

民泊適正評価

 

良い点:

  • 圧倒的な安さと初期費用の低さ: 家賃4.2万円という低価格に加え、敷金・礼金・仲介手数料も無料なので、初期費用をかけずに民泊運営をスタートできます。

  • DIY可能: リフォーム前の現状渡しなので、内装や設備を自由にDIYできます。譲渡型も応相談となっているため、思い通りの民泊施設を作り上げることができます。

  • ペット飼育可能: ペット同伴可能な民泊は需要が高く、他の物件との差別化を図ることができます。

  • 広い間取り: 103.14㎡、4LDK以上という広さは、大家族や友人グループでの旅行に最適です。

悪い点:

  • 立地の不便さ: 最寄り駅まで車で25分という立地は、電車で移動するゲストには非常に不便です。公共交通機関を利用する層の集客は期待できません。

  • リフォーム費用と手間: 現状渡しであるため、民泊施設として利用するには、多額のリフォーム費用と手間がかかります。

  • 築年数が古い: 築52年という建物の古さが最大の懸念点です。入居後の大規模な修繕や維持費用が高くつくリスクがあります。

  • 駐車場が1台のみ: 駐車場は1台分しかなく、複数台で訪れるゲストは近くの月極駐車場を探す必要があります。

 

契約前に確認するポイント

 

  1. リフォームの範囲と費用: DIYが可能とされていますが、どこまで自由にできるのか、事前に大家さんと確認しておきましょう。構造に関わる変更や水回りの増設などは許可が必要な場合があります。

  2. 建物の状態: 契約前に内見を徹底的に行い、建物の劣化状況を確認しましょう。特に水回りや配管、屋根の状態は要注意です。

  3. 民泊許可の手続き: 揖斐郡大野町の住宅宿泊事業（民泊）に関する条例や手続きについて、事前に役場や専門家（行政書士など）に相談し、問題なく許可が取得できるかを確認しましょう。

 

周辺地域の平均稼働率

 

 

岐阜県は、観光地も多いですが、民泊のデータは限定的です。大都市圏に比べると民泊の稼働率は控えめになる傾向があります。

  • 想定平均稼働率: 20%〜30%

 

運営した場合の想定年間利益

 

 

家賃4.2万円、想定稼働率25%、1泊単価12,000円で計算した場合の年間利益を試算します。

  • 年間売上: 

  • 年間家賃: 

  • その他経費: 光熱費、清掃費、消耗品費、通信費など月額5万円と仮定

  • 年間経費: 

  • 年間利益: 

この計算では、年間利益はほぼゼロとなり、初期費用（リフォーム代、備品代など）を考慮すると赤字になる可能性が高いです。収益を出すには、高い稼働率や宿泊単価を維持するための工夫が不可欠です。

 

想定利益が低い場合の改善アイデア

 

  1. ターゲット層の明確化:

    • DIY好きの旅行者: DIY可能という特徴を活かし、リノベーションを楽しみたいゲストをターゲットに、DIY体験ができる民泊として売り出すのも面白いでしょう。

    • ペット同伴旅行: ペット同伴可能な宿は需要が高いため、この点を強くアピールし、ニッチな層からの予約を獲得しましょう。

  2. 独自の魅力の創出:

    • 古民家のリノベーション: 築52年の建物をレトロな古民家風にリノベーションし、現代的な設備を融合させたユニークな空間を演出しましょう。

    • 周辺観光情報の提供: 岐阜市や大垣市へのアクセスが良いことをアピールし、周辺の観光情報をまとめたガイドブックを作成し、ゲストの滞在満足度を向上させます。

この物件は、家賃の安さが最大の魅力ですが、多額のリフォーム費用と手間がかかること、そして地方の民泊需要の低さというリスクを抱えています。DIYやペット可という特徴を活かし、独自のコンセプトを打ち出せば、高い収益性を期待できるでしょう。

カテゴリ： tokai, gifu