東京都は、2027年度中の施行を目指し、ホテル・旅館の宿泊税を現行の定額制から、宿泊料金の定率3%に移行する素案を公表しました。最大の変更点は、これまで対象外だった民泊や簡易宿所も新たに課税対象となることです。課税免除基準は1万円未満から1万3,000円未満に引き上げられます。
この税制変更により、民泊事業者は高単価物件で税負担が増すとともに、宿泊税の徴収・納付という新たな業務負担が発生します。ホテルとの価格競争上の優位性が薄れるため、事業者は1.3万円未満の免税ラインを狙った価格設定、または高付加価値による価格以外の差別化が急務となります。システムの対応と収益戦略の見直しが不可欠です。