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東大阪市小若江|52㎡・長瀬駅徒歩3分|家賃11.5万|【現実的120日稼働版】近大お膝元の学生街。観光実需が薄く180日新法民泊では年間約30万円の赤字となる物件

1. 物件概要(スペックデータ)

  • 物件URL: goo住宅・小若江Terrace 長瀬駅 貸住付店舗一部(外部サイト)

  • 所在地: 大阪府東大阪市小若江1丁目2-20

  • 交通:

    • 近鉄大阪線「長瀬」駅 徒歩3分

    • おおさか東線「JR長瀬」駅 徒歩13分

    • ※長瀬駅から近鉄電車一本で大阪上本町や鶴橋(コリアンタウン)へ直通、難波へのアクセスも悪くありませんが、基本的にはローカルな学生街・住宅街の立地です。

  • 月額固定費: 115,000円(管理費なし、※店舗契約のため消費税が加算される場合あり。ここでは総額12.65万円として試算)

  • 初期費用: 約40万〜50万円(敷金0円 / 礼金2ヶ月(23万円)+前家賃、保証会社費用など。初期費用自体は比較的スマートに抑えられます)

  • 構造: 木造 1階部分 / 52.88㎡

  • 特筆事項: 民泊相談可、1階部分、住付店舗仕様、即引渡し可。


2. 住宅宿泊事業法(180日制限)による現実的な収支(年間120日稼働想定)

52㎡の広さがあれば、最大5〜6名(ベッドや布団の配置次第でそれ以上)の中規模グループを受け入れることが可能です。

しかし、最大の弱点は「観光地としての引力」です。訪日外国人(インバウンド)が「わざわざ東大阪の学生街に泊まる理由」は極めて薄く、宿泊需要は「難波周辺が高すぎて取れなかった層の受け皿」か「東大阪の工場街へのビジネス出張」「近大のオープンキャンパス・受験・イベント需要」などに限定されます。

年間180日の営業枠のうち、それらの需要が綺麗にハマる「年間120日稼働」をリアルなラインとして収支を算出します。

 

【設定条件】

  • ターゲット: 予算を抑えて大人数で泊まりたいアジア系のファミリー層、または東大阪周辺のビジネス・合宿団体(5〜6名利用)

  • 想定宿泊単価: 13,000円

    • ※52㎡の広さはありますが、立地が市内中心部(ミナミ・キタ)から外れるため、大人数向けでも単価はこのあたりが限界値となります。

  • 年間稼働日数: 120日(週末や大型連休、近大のイベントシーズンを中心に稼働)

【年間収入】

  • 年間宿泊売上156万円(単価1.3万円 × 120日)

【年間支出の計算】

  • 家賃(固定費・店舗課税想定): 151.8万円(月額12.65万円 × 12ヶ月)

  • 光熱費・通信費: 20万円(不稼働日の維持費+稼働日の変動費)

  • 運営代行・清掃手数料(20%): 31.2万円(清掃やゲスト対応を完全外注する場合)

  • サイト手数料(15%): 23.4万円

  • 支出合計:226.4万円

【最終収支(新法120日運用の my想定)】

  • 年間運営収支:▲70.4万円(大赤字)

    • 仮に営業日をすべて満室にして新法上限の180日フル稼働(売上234万円)を達成したとしても、手数料等(約70万円)と家賃(約151万円)を引くと、手元に残るのは約13万円のプラス(ほぼトントン)です。

    • 現実的な120日稼働に落ち着いた場合、毎月約6万円、年間で約70万円の赤字を垂れ流すことになります。


3. なぜ「民泊相談可」でも、この物件はミスマッチなのか?

 

① 「180日分の売上」で「365日分の店舗家賃」を支えきれない

月額11.5万円(税別)という家賃は、長瀬エリアのワンルーム相場(4万〜5万円)から見れば「1階路面・52㎡の店舗・事務所」としての適正価格です。しかし、年間で180日しか営業できない新法民泊を、この「店舗相場」の家賃で運営するのは構造的に無理があります。

② 近大前の「学生街」という立地特性

このエリアの主役は、安くてボリュームのある飲食店や学生向けアパートです。夜間は非常に静かになる住宅街・学生街であるため、外国人観光客が夜遅くにスーツケースを引きずって歩くだけで、近隣住民からの騒音クレームリスクが跳ね上がります。