通天閣や新世界にほど近い大阪市天王寺区逢阪。 「家具家電付き」「恵美須町駅徒歩5分」「ルーフバルコニー付」という、インバウンド需要のど真ん中にある1棟貸し物件です。タイトルに【民泊】と明記されているため、許可取得は前提ですが、「礼金165万円(賃料10ヶ月分)」という極めて高い初期コストをどう回収するか、厳格に試算します。
1. 物件概要(スペックデータ)
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所在地:大阪府大阪市天王寺区逢阪1丁目
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交通:
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地下鉄堺筋線「恵美須町駅」徒歩5分
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地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ケ丘駅」徒歩9分
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月額コスト:165,330円(賃料16.5万+振替手数料330円。共益費なし)
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初期費用:約200万円超
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礼金165万円 / 保証会社16.5万 / 名義変更16.5万 / 保健所手数料2.3万等
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専有面積:46.65㎡(木造3階建・1988年築)
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設備:家具家電付、システムキッチン、ルーフバルコニー、バストイレ別
2. 【厳格】民泊運用データ(回収不能リスクを考慮した試算)
新法(180日制限)に基づき、「家賃10ヶ月分の礼金」が重くのしかかるワーストケースを試算します。
A. 固定費(必ずかかる費用)
B. 運用シナリオ(新法180日制限・厳しめ)
※月平均15日の営業上限。
3. 徹底的なリスク評価(甘くない現実)
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礼金165万円の回収ハードル: 初期費用200万円を「2年契約(24ヶ月)」で回収しようとすると、毎月約8.3万円の利益を出し続けてようやくトントンです。上記の収支例では、**2年間で約100万円の赤字を出しつつ、初期費用200万円も失う(計300万円の損失)**計算になります。
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新法(180日)での運営は「不可能」: この家賃と礼金設定で、年間の半分しか営業できない新法民泊を選択するのは、投資として完全に破綻しています。
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木造3階建の維持管理: 築39年の木造。3階建は階段移動が激しく、清掃スタッフの確保が困難になったり、清掃費が割増になるリスクがあります。
4. 生き残るための「唯一の」道
この物件を検討する場合、以下の条件が絶対必須です。
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特区民泊(365日運営)の認定取得: 天王寺区は大阪市の特区内です。365日フル稼働させ、月間売上を45万円以上(単価2万×22.5日など)に乗せることができれば、月利10〜12万円程度が見込め、約2年で初期費用を回収できる「可能性」が出てきます。
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家具家電付きの「罠」を避ける: 備え付けの家具家電が「民泊ゲストが喜ぶデザイン」でない場合、結局買い替えが必要になり、さらに投資額が増えます。
