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千葉県船橋市で民泊運営!初期費用0円、前原駅徒歩10分の4DK戸建て物件は本当に稼げる?

物件情報

 

  • 物件タイトル: 初期費用0円 即入居可 大きな1軒家 船橋市戸建 民泊OK

  • URL: https://jmty.jp/chiba/est-hou/article-1jkumb

  • 所在地: 千葉県船橋市前原西6丁目2-13

  • 最寄駅: 新京成電鉄「前原」駅 徒歩10分

  • 家賃: 85,000円

  • 管理費: 5,000円

  • 専有面積: 建物72㎡

  • 間取り: 4DK

  • 築年: 昭和53年築(築47年)

  • 特記事項: 初期費用0円、民泊OK、DIYOK、ペット複数可、シェアハウス可。短期解約違約金あり。


 

民泊適正評価

 

【良い点:民泊運営の追い風となる要素】

  • 初期費用が0円: 敷金、礼金、仲介手数料がすべてかからないため、事業開始時の大きな資金的な負担がなくなります。これは、他の物件にはない圧倒的なメリットです。

  • 貸主の承諾済み: 民泊運営の最大のハードルである貸主の許可がすでに得られています。これにより、事業をスムーズに始められます。

  • 広々とした間取り: 4DK、建物72㎡という広さは、大家族やグループ旅行、長期滞在のワーケーションなど、幅広いゲストのニーズに対応できます。

  • DIY可能: 築年数が古いというデメリットを、DIYで自分好みの内装にすることで、ユニークな付加価値を持たせることができます。

【悪い点:運営上のリスク】

  • 築年数の古さ: 築47年と非常に古いため、水回りなどの設備や建物全体の老朽化が進んでいる可能性があります。予期せぬ修繕費用やトラブルが発生するリスクも考慮しなければなりません。

  • 住宅地の立地: 駅から徒歩10分という好立地ではあるものの、住宅地に位置するため、騒音やゴミ出しといった近隣住民とのトラブルに十分な配慮が必要です。

  • 短期解約違約金: 1年未満の解約で家賃2ヶ月分、2年未満で家賃1ヶ月分の違約金が発生します。万が一、事業が軌道に乗らなかった場合のリスクとなるため、契約前に必ず確認しましょう。


 

契約前に確認するポイント

 

  • 初期費用の最終確認: 広告には「0円」とありますが、念のため火災保険や保証会社利用料など、他に初期費用が発生しないか最終確認を行いましょう。

  • 短期解約違約金の詳細: 違約金の具体的な金額や支払い条件を明確にし、書面で残しておくことが重要です。

  • 物件の現況確認: 築年数が古いため、水回りやガス、電気などの設備の状態を内覧時にしっかりと確認しましょう。


 

周辺地域の平均稼働率

 

船橋市は、東京のベッドタウンとして人口が多く、都心へのアクセスも良いため、一定の民泊需要が見込めます。この物件は観光地からはやや離れていますが、戸建てというユニークな特性を活かせば、ファミリーやグループの需要を狙うことができます。より現実的な数字として、**年間平均40%**の稼働率を目標にしましょう。

 

運営した場合の想定年間利益

 

この物件の最大の強みである初期費用0円を活かせば、収益性は高いと見込めます。稼働率40%で再計算します。

【仮定】

  • 想定宿泊料金: 1泊あたり25,000円(グループ利用を想定)

  • 年間稼働率: 40%(年間約146泊)

  • 月間固定費:

    • 家賃:85,000円

    • 管理費:5,000円

  • 年間変動費(清掃・消耗品費等): 1泊あたり10,000円として、10,000円 × 146泊 = 1,460,000円

  • その他経費: プラットフォーム手数料(売上の3%)、保険料、雑費等として年間300,000円

【収支計算】

  • 年間売上: 25,000円 × 146泊 = 3,650,000円

  • 年間固定費: (85,000円+5,000円) × 12ヶ月 = 1,080,000円

  • 年間変動費合計: 1,460,000円 + 300,000円 = 1,760,000円

  • 想定年間利益: 3,650,000円(売上) − (1,080,000円 + 1,760,000円) = 810,000円(年間黒字)

初期費用が0円であるため、初年度から80万円以上の黒字を見込むことができます。

 

想定利益が低い場合は、改善するためのアイデア

 

  • 清掃費を削減: 年間140万円以上かかる清掃費は大きな負担です。運営者が自身で清掃を行う、または清掃業務をアウトソーシングして効率化することで、利益を大幅に向上させることが可能です。

  • ターゲット層の明確化: 「ファミリー向け」「ワーケーション向け」など、コンセプトを明確にした上で、DIYで内装をカスタマイズしましょう。特に、お子様向けの遊具や、仕事ができる環境を整えることで、単価を上げられる可能性があります。

  • 集客チャネルの拡大: Airbnbなどのプラットフォームだけでなく、SNSや独自のウェブサイトを活用して直接予約を促すことで、手数料を削減できます。

この物件は、初期費用が不要という類稀な条件により、民泊運営を始めたい方にとって非常に魅力的な投資先です。リスクを理解し、しっかりと戦略を立てれば、安定した収益を期待できるでしょう。