物件情報
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住所: 大阪府大阪市中央区高津3丁目
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交通: 大阪メトロ堺筋線「日本橋」駅 徒歩6分
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賃料: 18.48万円
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管理費等: なし
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敷金/礼金: 2ヶ月 / 3ヶ月
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面積: 25.98㎡
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種別/階数: 貸店舗・事務所 / 1階
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築年数: 1966年1月(築59年8ヶ月)
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特記事項: 飲食店可、民泊応相談
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物件URL: https://house.ocn.ne.jp/tenpo/detail/0/6984863550/50024198/x06984863550.html
民泊適正評価
この物件は、立地と物件の特性を最大限に活かすことで、高い収益を見込める民泊事業を展開できます。
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良い点:
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最高の立地: 日本橋駅から徒歩6分、なんばや道頓堀にも徒歩圏内という、観光客にとって非常に便利なロケーションです。
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民泊歓迎: 明確に「民泊等の業種もお気軽にお問い合わせください」と記載されており、安心して事業計画を立てられます。
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路面店: 路面店であるため、看板を設置して視認性を高めたり、ゲストの荷物搬入が容易というメリットがあります。
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悪い点:
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高額な賃料と初期費用: 賃料18.48万円に加え、敷金・礼金が合計で家賃5ヶ月分と非常に高額なため、入念な資金計画が必要です。
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築年数の古さ: 築59年8ヶ月と非常に古く、建物の老朽化による修繕リスクが懸念されます。
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水回り設備がない: 写真や間取り図を見る限り、バスルームやキッチンといった水回りの設備がないため、これらの新設工事に高額な投資が必要です。
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狭い面積: 25.98㎡と狭いため、収容人数が限られ、ファミリー層やグループ客の集客は難しいでしょう。
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契約前に確認するポイント
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法的な要件と設備工事: 店舗物件を民泊として運営する場合、住宅宿泊事業法(民泊新法)以外の法規が適用される可能性があります。特に水回りの新設工事については、管轄の自治体や専門業者に相談し、工事内容や費用、法的な要件をすべて確認しましょう。
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初期費用: 敷金・礼金に加え、初回保証料が総家賃の100%と高額なため、契約前に正確な金額を把握しておきましょう。
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修繕リスク: 築年数が古い物件なので、内見時に建物の構造や水回り、電気設備の状態をすべて確認し、修繕費用を見積もることが重要です。
周辺地域の平均稼働率
日本橋駅周辺は、大阪の観光・商業の中心地であり、国内外からの観光客が絶えません。この物件の立地の良さを活かせば、高い稼働率が期待できます。**年間稼働率は60%〜70%**と非常に高く想定できます。
運営した場合の想定年間利益
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想定年間売上:
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宿泊単価を1泊12,000円、定員を3名と仮定します。
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年間稼働率65%と仮定: 365日 × 0.65 = 約237日
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年間売上: 12,000円 × 237日 = 約284.4万円
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想定年間経費:
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年間賃料(18.48万円 × 12ヶ月): 221.76万円
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運営管理費(売上の20%と仮定): 284.4万円 × 0.2 = 56.88万円
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光熱費・インターネット費など: 月2万円と仮定 = 24万円
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その他費用(保険、消耗品、清掃費など): 15万円
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合計経費: 約317.64万円
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想定年間利益:
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年間売上(284.4万円)- 年間経費(317.64万円)= 約-33.24万円
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注意点: 上記は初期費用(敷金・礼金、内装費など)は含んでいません。
想定利益をさらに高めるためのアイデア
この物件は、稼働率が高くても利益が出にくい構造のため、収益をさらに伸ばすための工夫が必須です。
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ターゲットの明確化:
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赤字リスクを考慮し、宿泊以外の事業を積極的に検討しましょう。 民泊だけでなく、観光客向けの手荷物預かりサービスや、旅行客をターゲットにしたカフェなど、複数の収益源を確保することが可能です。
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付加価値の提供:
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立地の良さをアピールし、大阪グルメや観光地を巡る拠点としての利便性を強調しましょう。道頓堀のグリコ看板をモチーフにした内装など、ユニークなコンセプトで集客力を高められます。
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多角的な収益化:
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宿泊客だけでなく、日中のみのレンタルスペースや、小規模なワークショップスペースとして貸し出すなど、スペースを有効活用しましょう。
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