物件情報
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住所: 大阪府大阪市中央区高津3丁目
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交通: 大阪メトロ千日前線「日本橋」駅 徒歩5分
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賃料: 23.1万円
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管理費等: なし
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敷金/礼金: なし / なし
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面積: 54m2
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種別: 貸店舗(建物一部)
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階数: 2階/3階建(メゾネット)
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築年数: 1968年1月(築57年8ヶ月)
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特記事項: 民泊転貸可、敷金礼金ゼロ、最上階・メゾネット
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物件URL: https://house.ocn.ne.jp/tenpo/detail/0/1170676707/50019585/x01170676707.html
民泊適正評価
この物件は、立地と物件の特性を最大限に活かすことで、高い収益を見込める民泊事業を展開できます。
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良い点:
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最高の立地: 日本橋駅から徒歩5分という、観光客にとって非常に便利なロケーションです。なんばや道頓堀にも徒歩圏内で、集客に困ることはないでしょう。
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民泊転貸可: 明確に「民泊転貸可」と記載されており、安心して事業計画を立てられます。
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初期費用が格安: 敷金・礼金がゼロで、初期費用を大幅に軽減できます。
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メゾネットタイプ: 空間を立体的に活用できるため、ユニークな内装やコンセプトを打ち出し、他の物件との差別化を図ることができます。
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悪い点:
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高額な賃料: 月額23.1万円と高額なため、稼働率を高く保たないと赤字になるリスクがあります。
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築年数の古さ: 築57年8ヶ月と非常に古く、内装や設備の老朽化による修繕リスクが懸念されます。
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水回り設備が不明: 掲載情報に設備に関する記載がなく、写真でも確認できないため、バスルームやキッチンといった水回りの設備を新設する必要がある場合、高額な投資が必要になります。
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メゾネットによるデメリット: 階段の上り下りがあるため、大きな荷物を持ったゲストや、高齢者・体の不自由なゲストにとっては不便に感じられる可能性があります。
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契約前に確認するポイント
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水回り設備の有無と費用: 最も重要な点です。内見時にバスルームやキッチン、トイレの有無を確認し、もしない場合は新設工事にかかる費用を正確に見積もりましょう。
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修繕リスク: 築年数が古い物件なので、内見時に建物の構造や電気設備の状態をすべて確認し、修繕費用を見積もることが重要です。
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法的な要件: 貸店舗物件を民泊として運営する場合、住宅宿泊事業法(民泊新法)以外の法規が適用される可能性があります。管轄の自治体に、どのような申請が必要か、消防法や建築基準法などの確認を行いましょう。
周辺地域の平均稼働率
日本橋駅周辺は、大阪の観光・商業の中心地であり、国内外からの観光客が絶えません。この物件の立地の良さを活かせば、高い稼働率が期待できます。**年間稼働率は60%〜70%**と非常に高く想定できます。
運営した場合の想定年間利益
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想定年間売上:
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宿泊単価を1泊20,000円、定員を6名と仮定します。
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年間稼働率65%と仮定: 365日 × 0.65 = 約237日
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年間売上: 20,000円 × 237日 = 約474万円
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想定年間経費:
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年間賃料(23.1万円 × 12ヶ月): 277.2万円
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運営管理費(売上の20%と仮定): 474万円 × 0.2 = 94.8万円
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光熱費・インターネット費など: 月3万円と仮定 = 36万円
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その他費用(保険、消耗品、清掃費など): 15万円
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合計経費: 約423万円
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想定年間利益:
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年間売上(474万円)- 年間経費(423万円)= 約51万円
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注意点: 上記は初期費用(内装工事費、家具・家電購入費など)は含んでいません。
想定利益をさらに高めるためのアイデア
この物件は、立地と物件の特性を最大限に活かすことで、収益をさらに伸ばすことができます。
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ターゲットの明確化:
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「グループ旅行に最適な宿」「大阪の文化体験ができる宿」など、立地の利便性を強調したコンセプトを打ち出すことで、集客力を高められます。
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付加価値の提供:
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なんばや道頓堀へのアクセスが良好であることをアピールし、夜の大阪を楽しみたいゲストをターゲットにしましょう。
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多角的な収益化:
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宿泊だけでなく、日中のみのレンタルスペースや、小規模なワークショップスペースとして貸し出すなど、スペースを有効活用しましょう。
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