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【大阪・民泊相談可】島之内エリア 長堀橋駅徒歩9分 1DKマンションをレビュー

物件情報

  • 【所在地】大阪府大阪市中央区島之内2丁目

  • 【最寄り駅】地下鉄堺筋線 長堀橋駅 徒歩9分、日本橋駅 徒歩7分、なんば駅 徒歩13分

  • 【賃料】154,000円/月

  • 【管理費】なし

  • 【間取り】1DK(34.8㎡)

  • 【築年数】2014年5月(築11年)

  • 【契約期間】不明(要確認)

  • 【初期費用】礼金15.4万円、鍵交換代、保証会社利用料、清掃費等

  • 【特徴】民泊相談可、オール電化、防犯カメラ、浴室乾燥機、オートロック、宅配ボックス

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民泊適正評価

評価項目 評価
立地 ★★★★☆(ミナミエリアに近く観光需要は高い)
家賃 ★★☆☆☆(広さに対して割高)
物件状態 ★★★★☆(築浅・設備良好)
周辺需要 ★★★★☆(外国人観光客が多いエリア)
競合状況 ★★★☆☆(民泊激戦区で価格競争が激しい)

総合評価:★★★☆☆
立地と設備は良好だが、家賃が高く、収容人数の限界が利益率を圧迫する物件。


契約前に確認するポイント

  • 民泊が書面で許可されるかを必ず確認(民泊黙認物件はトラブルリスクあり)

  • 短期違約金の具体的な条件を確認(途中解約時の違約金に要注意)

  • 保証会社の更新料・手数料を正確に把握する(毎年費用が発生)

  • 清掃費や原状回復費の詳細を契約書で事前に確認(退去時高額請求の可能性あり)


周辺地域の平均稼働率

 

大阪市中央区島之内エリアは、Airbnb等で稼働率70〜80%と非常に高い水準を維持しています。なんば、日本橋、心斎橋と徒歩圏のため、特にインバウンド需要に強いエリアですが、競合が多いため単価を維持する努力が必要です。


運営した場合の想定年間利益

  • 【想定宿泊単価】9,000円/泊(2名利用前提)

  • 【平均稼働率】70%

  • 【月間売上】9,000円 × 21日 ≒ 189,000円

  • 【年間売上】約2,268,000円

▼ 年間支出

  • 家賃:1,848,000円(154,000円 × 12ヶ月)

  • 光熱費・Wi-Fi・清掃費等:月5万円(年間600,000円)

  • その他費用(OTA手数料・消耗品・税金等):年間400,000円前後

年間支出合計:2,848,000円
年間想定利益:▲580,000円(年間赤字予想)


想定利益が低い場合の改善アイデア

① 高単価を目指す内装と設備投資

  • デザイン性の高い内装でInstagram・SNS映えを狙い、宿泊単価を12,000〜15,000円まで引き上げる。

  • 最新家電や高品質な寝具を投入し、「ワンランク上の1DK」として差別化する。

② 中期滞在・法人ターゲットにシフト

  • 出張ビジネスマンや長期旅行者向けに30泊以上の法人プランを用意し、稼働率と利益を安定させる。

③ ペット可物件としてブランディング

  • ペット同伴可の物件はまだ希少。専用設備や案内書を整備すれば、高需要・高単価で狙える可能性あり。


結論

 

「大阪ミナミ徒歩圏」「築浅」「民泊相談可」という条件は魅力的ですが、家賃の高さと1DKという狭さが収益性の大きな壁です。このまま運営すると、かなりの確率で赤字になる可能性があります。
価格競争に巻き込まれずに勝つには「差別化」が必須。
具体的には内装投資・ペット可戦略・中期滞在対応など、ひと手間かけないと利益は出しにくい物件と言えます。

民泊初心者にはおすすめしませんが、リスクを理解したうえで上級者が「尖った運営」をするなら検討余地ありの物件です。