物件情報
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物件名:大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目 心斎橋駅 貸店舗
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住所:物件詳細はこちら
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最寄駅:大阪メトロ御堂筋線 心斎橋駅 徒歩5分、大阪メトロ四つ橋線 四ツ橋駅 徒歩5分
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賃料:106,700円/月
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管理費:なし
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敷金・礼金:敷金なし、礼金1ヶ月
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保証金:なし
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面積:28.22㎡
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築年数:1971年1月(築54年)
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構造:RC造 4階部分/地上6階地下1階建
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契約期間:5年
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現況:空
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設備:詳細不明(要現地確認)
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用途:飲食店可、BAR可、事務所可、エステ・ネイル可、民泊可
民泊適正評価(辛口)
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民泊許可のしやすさ:★★★★☆(用途地域・契約条件共に民泊相談可で柔軟)
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立地評価:★★★★★(心斎橋駅徒歩5分は最高クラス)
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家賃と利益バランス:★★★☆☆(家賃は適正だが、室内面積が狭く利益を出すには高稼働必須)
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物件状態:★★☆☆☆(築54年とかなり古い。設備状況は現地確認必須)
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集客難易度:★★★★☆(エリアは優秀だが、物件の魅力で差別化しないと競合に負ける)
契約前に確認するポイント
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現況空室だが、内装の傷み具合、リフォーム歴、必要な改修費用を必ず確認する。
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消防法や用途変更届が必要かどうか、行政と事前協議を取ること。
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建物の耐震補強状況(築年数からして、耐震不足の可能性あり)。
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エレベーターの有無(4階物件のため、搬入・宿泊者の利便性に影響)。
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建物の管理状況や周辺テナント(治安や客層にも直結するため重要)。
周辺地域の平均稼働率
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心斎橋・なんばエリアの**民泊稼働率は約80〜90%**と全国トップクラス。
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平均宿泊単価は10,000〜13,000円/泊。
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訪日外国人旅行者が非常に多く、集客のしやすさは抜群。
運営した場合の想定年間利益
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【収支シミュレーション】
平均宿泊単価:11,000円
稼働率:85%
月間売上:約280,500円(11,000円 × 0.85 × 30日)
年間売上:約3,366,000円
年間家賃:約1,280,400円(106,700円 × 12ヶ月)
➡️ 年間利益:約2,085,600円(※諸経費除く)
※清掃費、光熱費、OTA手数料、固定資産税、リフォーム費用を除いた概算利益。
想定利益が低い場合の改善アイデア
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高付加価値化:心斎橋は競合が多いため、デザイン重視のリノベーションで「映える内装」に特化し、SNSマーケティングを強化する。
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多目的利用:民泊と並行して、日中はレンタルスペースやフォトスタジオとして活用し稼働時間を最大化。
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ターゲット特化型運営:インバウンド客向けに多言語案内、セルフチェックイン導入など外国人対応を充実させる。
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短期・中期賃貸の併用:繁忙期は民泊、閑散期はマンスリープランを提供し、稼働率を安定させる。
総評
心斎橋駅徒歩5分でこの賃料はかなり魅力的ですが、築54年で室内面積も狭く、ハード面に不安が残ります。特に「古さ」をどう魅力に転換するかが成功のカギです。現状のままでは競合に埋もれる可能性が高く、初期投資(リノベーション)が必須となるでしょう。
結論:場所は良いが、運営の腕が問われる“中〜上級者向け物件”です。
安易に「駅近」「観光地=儲かる」と考えると痛い目を見るので、十分なリスク管理と差別化戦略を持って検討すべき案件です。