物件情報
-
【物件名】戸建4DK 羽曳野市 川向
-
【住所】大阪府羽曳野市川向173-9
-
【最寄り駅】近鉄南大阪線 駒ヶ丘駅 徒歩11分
-
【家賃】相談(初期費用無料・条件付き)
-
【間取り】4DK(72.46㎡)
-
【築年数】昭和46年3月(築約54年)
-
【駐車場】付き
-
【設備】プロパンガス、ペット可、多用途相談可、民泊可、事業用利用可、DIY可
-
【物件詳細URL】物件情報はこちら
民泊適正評価
■メリット
-
初期費用が実質ゼロで始められる可能性がある(交渉次第)
-
ペット多頭飼育可・民泊可・事業利用可と用途が非常に広い
-
駐車場付きの戸建てで車利用の宿泊客には便利
-
外国籍・生活保護・保証人不要など、入居審査が非常に緩い
-
DIY可能でリフォームやリノベで付加価値をつけられる
■デメリット
-
最寄り駅まで徒歩11分、しかもローカル線の駒ヶ丘駅という不便な立地
-
羽曳野市自体が観光地でもビジネス拠点でもなく、民泊需要は極めて低い
-
築50年以上の古家で、設備や建物の老朽化リスクが高い
-
プロパンガスでランニングコストがやや高くつく
-
民泊競合が少ないエリア=裏を返せば「需要がない」可能性が高い
-
周辺環境は住宅街中心で、訪日外国人には訴求しにくい
契約前に確認するポイント
-
民泊運営時の契約条件(用途制限・期間制限)が明記されているか必ず確認。
-
近隣住民の理解・許可が必要かどうかを事前に確認。
-
建物の老朽化状況(特に水回り・屋根・基礎)をしっかり内覧でチェック。
-
初期費用無料の適用条件(審査内容や交渉内容)を詳細に確認。
周辺地域の平均稼働率
羽曳野市周辺で民泊物件は非常に少なく、平均稼働率データがほぼ存在しません。
参考として、近鉄南大阪線沿線の平均稼働率はおおむね20〜40%程度で、特に羽曳野市内の駅徒歩10分以上の物件は月5〜10泊程度に留まるケースが多いです。
運営した場合の想定年間利益
項目 | 金額(概算) |
---|---|
想定稼働率 | 30%(月約9泊) |
平均宿泊単価 | 7,000円(戸建て、最大6名利用可能と仮定) |
月間売上 | 7,000円 × 9泊 = 63,000円 |
年間売上 | 63,000円 × 12ヶ月 = 756,000円 |
年間賃料 | 600,000円(仮に家賃月5万円で試算) |
その他経費 | 250,000円(光熱費・清掃費・OTA手数料等) |
想定年間利益 | 約▲94,000円(赤字見込み) |
改善するためのアイデア
-
ペット同伴専門の宿泊施設にする(近隣にほぼ競合なし)
-
工事関係者・長期滞在者向けマンスリープランにシフトし、安定収益を目指す
-
DIYで古民家風のおしゃれリノベーションを行い、SNS映えを狙う
-
駐車場付き・広さを活かしてグループ利用(家族・合宿)をターゲットに
総評
✔️ 初期費用ゼロ、ペット多頭飼育可、民泊OKと「自由度の高さ」は大きな武器
✔️ ただし、羽曳野市の立地と築年数を考えると民泊で黒字化は相当難しい
✔️ どうしても民泊をやりたいなら、ターゲットを「ペット連れ」「工事関係者」「長期滞在者」に絞り込む必要あり
結論として、民泊初心者にはあまりおすすめできない物件です。逆に、初期費用ゼロを活かして、「低リスクでマンスリー物件をテスト運用したい人」「グループホームなど福祉事業で活用したい人」には検討の余地があります。