物件概要(M&A案件)
-
所在地:東京都杉並区(新宿まで電車で約10分)
-
業種:簡易宿泊施設・旅館業民泊・ゲストハウス
-
物件形態:旅館業許可付き・一棟貸し物件(収容人数13名)
-
主な集客:インバウンド観光客(約90%)、残りは日本人
-
運営形態:清掃は外注、運営者は主にメッセージ対応のみ
-
売上高:1,000万円〜2,500万円(推定)
-
営業利益:約550万円/年(区平均より高単価・高稼働)
-
販売チャネル:Airbnb
-
売却希望価格:1,700万円(EV/EBITDA=3.04)
-
譲渡対象:営業権・在庫・ノウハウ
-
譲渡理由:不動産投資への資金移行のため
-
物件掲載日:2025年5月30日
民泊適正評価(コメント)
本案件は、東京・新宿至近という立地の強みと、13人まで宿泊可能な一棟貸しのラグジュアリー物件である点が大きな魅力です。インバウンド観光が回復傾向にある中、外国人旅行者に特化した施設は高稼働が見込まれ、実際に年間550万円超の営業利益という数字も説得力があります。
旅館業許可取得済みで、一棟貸し・高収容・高単価を実現しており、すでに運営が確立されているのも大きな安心材料。清掃は外注化されており、オーナーの業務負担が軽いのも運営しやすさに貢献しています。
民泊初心者よりは、ある程度の運営経験や予算のある中〜上級者向けの優良案件といえるでしょう。
契約前に確認するポイント
-
物件契約の状況:建物の所有権または賃貸借契約の継続可否を確認。賃貸の場合、貸主の運営継続同意が必要。
-
旅館業許可の名義変更可否:営業許可の名義変更手続きの有無と所要期間の確認が必要です。
-
Airbnbアカウントの引き継ぎ:予約履歴やレビューの移行が可能か、または新アカウントで運用する必要があるかを確認。
-
財務データの確認:売上や利益の根拠となる帳簿・予約実績・稼働率などの開示を受けましょう。
-
清掃業者の継続可否:既存の清掃業者との契約内容と、譲渡後の継続可能性を確認してください。
-
競合状況と将来性:同エリアの稼働率や宿泊単価と比較し、収益維持の可能性を分析しましょう。
高稼働・高利益の「旅館業型一棟貸し」民泊は、法規制にも柔軟に対応でき、今後のインバウンド回復トレンドの波に乗れる優良ビジネスモデルです。新宿近くという都市部では希少性の高い案件となっているため、早めの検討をおすすめします。