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【横浜・伊勢佐木長者町】民泊相談可・賃料99,000円の賃貸物件|駅近1LDKのメリット・デメリットを徹底解説

物件情報

  • 【所在地】横浜市中区三吉町

  • 【交通】横浜市ブルーライン「伊勢佐木長者町駅」徒歩9分、JR根岸線「関内駅」徒歩16分

  • 【賃料】月額99,000円(共益費込み)

  • 【初期費用】敷金0円・礼金0円・仲介手数料0円

  • 【面積】31.17㎡/1LDK

  • 【構造】RC造

  • 【契約条件】普通賃貸借契約 2年/更新料:新賃料1ヶ月

  • 【その他】民泊相談可(要事前確認)、事務所利用可、SOHO利用可、ピアノ相談可、ペット相談可、短期解約違約金あり(1年未満解約で1ヶ月分)

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民泊適正評価

メリット

  • 民泊相談可能(合法運営のチャンスあり)
     神奈川県は全国的に民泊規制が比較的緩いエリア。横浜市も住宅宿泊事業法(届出民泊)の受付を行っており、合法運営可能。

  • 好立地
     横浜・関内・伊勢佐木町など観光・ビジネス需要のあるエリアで、アクセスも良好。東京・羽田空港への交通も便利。

  • 初期費用を抑えられる
     敷金・礼金・仲介手数料なしで、賃料のみでスタートできる点は現金負担が少なくて魅力。

  • 住宅設備が標準以上
     独立洗面台・2口ガスコンロ・エアコン・室内洗濯機置き場・エレベーター付きで、一般的な民泊利用者には十分。

  • 事務所利用・ペット・ピアノも相談可
     住宅以外の用途にも広く対応しているため、民泊以外のプランにも転用しやすい。


デメリット

  • 民泊「相談可」=確定ではない
     あくまで「相談可」であり、必ず許可が取れるわけではない。貸主・管理会社・近隣住民の承諾が必要で、途中で拒否される可能性も。

  • 住宅宿泊事業法(民泊)の制限
     横浜市の住宅宿泊事業は年間180日まで。365日運営はできない。
     ※特区民泊対象外エリア。

  • 利益確保が厳しいライン
     周辺の民泊相場(Airbnb参考)では1泊7,000円〜10,000円が一般的。仮に1泊9,000円で月15泊できたとしても、売上135,000円に対し、家賃99,000円+光熱費・清掃費等で実質利益は月2〜3万円程度。

  • 1LDK・31㎡は民泊としてはやや手狭
     ターゲットは単身〜カップル向けに限定され、ファミリー層には不向き。周辺に広い物件も多いため競合に埋もれるリスクも。

  • 短期解約違約金あり
     契約1年未満の解約は違約金(賃料1ヶ月分)が発生するため、撤退コストが意外と重い。


想定収益モデル

  • 平均宿泊単価:9,000円/泊(周辺相場)

  • 稼働率:月15泊(50%前後)

  • 月間売上:9,000円 × 15泊 = 135,000円

【月間経費(目安)】

  • 賃料:99,000円

  • 光熱費・Wi-Fi:15,000円

  • 清掃費・リネン:10,000円

  • サイト手数料:約5,000円

【月間利益】
135,000円 − 129,000円 = 約6,000円の黒字(ほぼトントン)

※稼働率が下がると赤字に転落。

 


成功するためのポイント

  • 短期民泊よりも中期滞在(30日以上)を狙うこと
     → 中期の場合は住宅宿泊事業法の適用を受けず、集客も安定しやすい。

  • 出張ビジネスマンや横浜観光のカップルに特化した訴求
     → 競合が多いため、デザイン性や無料貸出サービスなどで差別化が必要。

  • 民泊不可だった場合の事務所利用・普通賃貸プランも視野に入れる
     → 万が一民泊NGでも事業用・倉庫・SOHOなどへの転用でダメージを減らす。


結論

 

この物件は「横浜エリアで低リスクに民泊を始めてみたい人」には検討の余地があります。ただし、
・民泊許可の確定が取れるまでは絶対に契約しないこと
・住宅宿泊事業法の年間営業制限を理解していること
が大前提です。

収益性は高くないため、「副業・勉強目的」「初期費用を抑えて実験的にやりたい人」向け。
本格的に収益を狙うには狭く、費用対効果は薄い可能性が高いです。

 

評価:★★★☆☆(おすすめ度 3/5)
低リスク・低利益物件。中期滞在型ならあり。